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東京湾最大の干潟「三番瀬」オリジナルカレンダー完成-小中学校などにも寄贈

東京湾内最大の干潟「三番瀬」の自然や生物、イベントの様子がカレンダーになった

東京湾内最大の干潟「三番瀬」の自然や生物、イベントの様子がカレンダーになった

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 東京湾内に残る自然豊かな干潟「三番瀬」に住む海の生物や三番瀬を取り巻く環境活動、イベントなど三番瀬の魅力が詰まったカレンダーが完成した。

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 カレンダーを制作したのは、船橋市の環境団体「三番瀬を守る会」ほか近隣4市で活動する8団体から構成される三番瀬カレンダー制作実行委員会。同実行委員会は、2008年からカレンダーの制作に関わる活動を始め、千葉県の「三番瀬再生支援事業補助金」制度を受けて2009年度版カレンダー2000部を製作したところ、学校や社会教育施設から好評だったため近隣4市(船橋市・習志野市・市川市・浦安市)の小学校や社会教育施設に500部を寄贈。翌年作成した2010年度版カレンダーは、5500部製作し3500部を寄贈。3年目となった昨年は5000部のうち3500部を小中学校や社会教育団体に寄贈した。これらのカレンダーは、各教室に掲示され環境教育に役立てられているという。

 体裁は見開きA3サイズ。フルカラーで上半分が三番瀬に関係する写真を使用。下半分がカレンダーとして使える。三番瀬で行われるイベント情報もカレンダーの左部分に掲載する。

 「三番瀬という奇跡のような自然環境がある事をみんなに知ってほしい。子どもたちがこれを知ることで、親子で三番瀬に訪れ環境について学んでほしい」と同実行委員会の岸本紘男事務局長。

 4年目となる今年、「三番瀬再生支援事業補助金」が廃止となったという。そのため、カレンダーのサイズを見開きB3サイズから見開きA3サイズに変更し、当初目標としていた5000部を製作した。

 写真は、三番瀬に関する環境活動に取り組む同実行委員会メンバーから提供を受け、不足分の資金は委員会メンバーからの寄付で賄ったという。2012年度のカレンダーも近隣4市の小中学校や社会教育施設に寄贈する予定。

 価格は1000円。三省堂書店西武船橋店(船橋市本町1)、旭屋書店船橋店(本町7)、ときわ書房(本町4 電話047-424-0750)、川守商店(本町4 電話0120-02-3345)、丸善津田沼店(習志野市谷津7)などで販売する。

 問い合わせは同実行委員会事務局の岸本さん(TEL 090-1117-1246)まで。

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