新京成線高根木戸駅近くの青果店「やおかつ」(船橋市高根木戸7、 TEL 047-466-0555)が、オープンから間もなく半年を迎える。
店長の村上裕輔さん(33)は都内スーパーの青果部門でバイヤー兼店員として働くうちに、いつか自分の店を持ちたいと思うようになったという。場所探しに苦労しながらも、広々とした場所に店を持ちたいと、実家に近い高根木戸駅前に店を構えた。
7月14日のオープン時に広告で宣伝を一度行ったが、その後は口コミで広がり、主婦層を中心にリピーターが増えているという。地元の人々が立ち寄る町の青果店としてにぎわいを見せている。
店先から店内にかけて、野菜やキノコ類、果物やパプリカやザクロといった商品を陳列。値札は全て手書きで、この時期が旬の「サンふじ」(100円)や「王林」(130円)などのリンゴには、値札に味覚のコメントを入れてより分かりやすく表示している。来客者が気軽に手に取り買い物が行えるように、陳列を工夫しているという。
商品は村上さんがスーパー勤務時代からの知人がいる大田市場(東京都大田区)から仕入れている。バイヤーの勤務経験で身につけた仕入れのノウハウや知人のつてを生かし、来店客により良い商品を提供することを目指す。
同店の一番のこだわりは価格。良いものを安く提供することを心掛け、エリアでも一番の安さを目指すという。「第一にお客さんに喜んでもらえるようなお店にしていきたい」と村上さんは笑顔で話す。
営業時間は10時~19時。日曜・祝日定休。