三番瀬カレンダー制作実行委員会が発行する2015年カレンダー「三番瀬で会いましょう」が現在、書店で販売されている。
2015年の表紙を飾るのは三番瀬の干潟で休憩するミヤコドリの背景に富士山の写真。9月の台風の翌日に撮影されたもので、干潟で休憩する鳥や浜に打ち上げられた生き物が多く、近くまで寄ることができたという。「三番瀬は大都会のオアシス。ミヤコドリは約500羽が飛来し、日本一の飛来数」と同実行委員会の岸本さん。
2014年のカレンダーから月を表記する色を12色に分けて季節感を表現。2015年版では、国道14号線のエリアまでが海だった昔に、起点となっていた船橋大神宮の灯明台を「港の原点」として採用した。
カレンダーは、A4サイズ28ページのフルカラー。縦見開きで上半分が三番瀬の自然や漁の様子などの写真、下半分がカレンダーになっている。観察会や行事などのイベント情報も紹介している。
価格は1,000円。船橋駅南口の「ときわ書房」(船橋市本町4、TEL 047-424-0750)、習志野市の「丸善津田沼店」(習志野市谷津7)で取り扱う。問い合わせは、三番瀬カレンダー制作実行委員会事務局の岸本さん(TEL 090-1117-1246)まで。
同実行委員会では、船橋市内のほか習志野市、市川市、浦安市の小学校全クラスと、市内公民館に同カレンダー3000部を無料配布した。