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津田沼駅北口にそば店「つだぬまや」-職人歴22年の店主が開く

こだわりのだしの風味に、鴨と干しごぼうも香る「きざみ鴨せいろそば」

こだわりのだしの風味に、鴨と干しごぼうも香る「きざみ鴨せいろそば」

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 JR津田沼駅北口から徒歩5分の住宅街一角に会席料理も提供する手打ちそば店「そば・旬菜料理 つだぬまや」(船橋市前原西2、TEL 047-407-4158)がオープンして2カ月がたった。

店主の栗原さんと妻の裕子さん(関連画像)

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 店主の栗原聖さん(41)はそばに携わって約8年。以前は板前として22年の職歴を持つ。その腕を生かして、同店では夜のみ会席料理も提供する。

 店舗面積は24坪。席数は椅子席14席、座敷18席。「店名は、地域に根付いていきたいという思いから、地域の方々に愛してもらえるわかりやすい名前にした」と栗原さん。

 そばは香りが高いといわれる北海道産そば粉を100%使った「二八そば」で、毎朝店舗で打つ。地元船橋「八尾農場」(藤原)の卵や豆腐、納豆、鶏肉、米、野菜などの食材も栗原さんが厳選している。

 だしに対するこだわりは特に強く、削りたて一番だしを使っている。備長炭800度の高温で炙(あぶ)った薩摩本枯本節、土佐宗田節とさば節を、創業200年の老舗「丸勝かつおぶし」から仕入れている。

 かけそば、もりそば(以上700円)をはじめ、幅広いメニューを取りそろえる。きざみ鴨(かも)せいろそば(1,250円) は、だしの香りに加え鴨と干しゴボウも香る。

一品料理も数多く用意。そば粉の風味が深く味わえるそばがき(680円)は「来店客から好評」という。栗原さんの「おすすめ」メニューは市場での仕入れに合わせて提供するため、日々バラエティーに富む。そばプリン(200円)もあり、食後のデザートまで、そばの風味を味わえる。

 妻の裕子さんは「店で削りたて、ひきたてのかつお節の香りと、毎朝打つ北海道産の手打ちそばの風味を味わってもらいたい。訪れる皆さんに喜んでもらい、笑顔になってもらえるような店づくりを目指していきたい」と話す。

 飲み物は芋焼酎、そば焼酎、麦焼酎、日本酒、ビール、サワー、ソフトドリンクなどを用意。

 営業時間は11時30分~14時30分、17時~22時(日曜は21時まで)。月曜定休。

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