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船橋でアンデルセン童話の市民劇団公演第1弾 市民37人が出演

稽古場の様子

稽古場の様子

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 船橋市民文化ホール(船橋市本町2、TEL 047-434-5555)で9月20日、アンデルセン童話を題材とした演劇「『アンデルセンプロジェクト2015』 ハンスと旅のゆくえ ~第1章・雪の女王より~」が上演される。

脚本と演出を行う原田一樹さん。

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 「アンデルセンプロジェクト」は、アンデルセンの生涯と名作を題材にした市民劇団。「より市民力を発展して継続すること」を目的としている。

 船橋市の姉妹都市であるデンマークのオーデンセ市が世界的童話作家アンデルセンの生まれ故郷であることから、アンデルセンの生涯と名作をテーマに、今年から3年間、年に1演目ずつ上演する。

 今年は第1弾として、アンデルセンの代表作「雪の女王」を題材とした舞台を演じる。立体的な朗読劇のスタイルで、「雪の女王」をベースに、アンデルセン童話「マッチ売りの少女」「人魚姫」なども表現しながら、オリジナル音楽を交えて壮大な演出を図る。

 脚本・演出は劇団キンダースペース(埼玉県川口市)主宰の原田一樹さん、芸術監督・作曲は船橋市芸術アドバイザーで作曲家の和田啓さん。出演者は公募により選ばれた小学生から70代までの市民37人。

 出演者たちは、原田さんや劇団キンダースペースのスタッフによる指導の下、今年6月から約40回、本番に向けて練習に励んでいる。

 「船橋の人は積極的で元気があるので、ついつい難しいことを要求してしまうことも」と原田さん。「演技に正解はないので、みなさまには感覚を研ぎ澄ましてほしい。舞台芸術を体験し表現することで、日常生活の中にもとてもいい影響がでるだろうし、見る方も楽しめると思う」と話す。

 船橋市民文化ホールの太田洋子さんは「市民で作り上げた舞台をたくさんの方に来て見てほしい。市民で作り上げた舞台をたくさんの方に来て見てほしい」と笑顔を見せる。

 13時30分開場、14時開演。チケット料金は、大人=1000円、3歳~高校生以下=500円。全席自由。

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