東武百貨店(船橋市本町、TEL 047-425-2211)レストラン街のベテランシェフと和洋女子大学(市川市)栄養学部の学生8人がコラボレーションし開発した「グッドバランスメニュー」が8月28日、同店7階レストラン街「韓国家庭料理チェゴヤ」でお披露目された。
「グッドバランスメニュー」は、2012年の「ビューティーメニューフェア」アンケートから「メニューに期待するポイント」1位の「彩り」、2位の「野菜がたくさん入っている」という声を反映、管理栄養士を目指す女子大生とともに「おいしく」「体に優しい」メニューを考案したもの。
完成した新メニューは、見た目にも彩りが豊かで、旬な食材をふんだんに使ったものばかり。これらのメニューは、業種の異なるレストラン街の4店舗で8月30日から11月28日まで、「秋メニュー」として提供される。
洋食の「上野精養軒」では高橋侑里さん、葛原美帆さんが同店シェフ陳野美文さんと開発し、「秋を感じさせる食材を使いカロリーを抑えた」という「秋色きのこハヤシセット」(1,890円)を提供する。
日本料理「旬膳田や」では小杉文佳さん、佐藤真友さんが、同店シェフの斉藤俊一郎さんと開発し、「旬を感じられる秋の味覚を取り入れ、ヘルシーな鶏肉を塩麹で味付けした」という「健華膳」(2,310円)を提供する。
韓国家庭料理のチェゴヤでは宮内麻衣さん、増尾可奈子さんが同店シェフの松澤一生さんと開発し、「コラーゲンたっぷりのスープに、骨まで軟らかくした丸鶏ときのこ、春雨を入れ、あっさり仕上げた」という「秋の参鶏湯(サムゲタン)セット」(1,480円)を提供する。
喫茶「カフェ・ドあいどる」では小木田遙香さん、尾出彩乃さんが同店シェフの室井勝弘さんと開発、「豆腐と山芋を使ったふわふわのハンバーグに6種類の彩り野菜を使った」という「カラフルプレート」(990円)を提供する。
上野精養軒のメニュー「秋色きのこハヤシセット」を担当した高橋さんと葛原さんは「健康に気を遣う女性が、食べてきれいになれるメニューにした」と語った。「値段も手頃に抑えられるようにしたかった」と大学生らしい一面も。
同レストラン街の営業時間は11時~22時。