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ニ和向台でTVチャンピオン監修「梨カクテル」-新京成線軸に商品化へ

地元農家と飲食店のコラボ。TVチャンピオンのパティシエ監修で市の産品である梨カクテルを開発

地元農家と飲食店のコラボ。TVチャンピオンのパティシエ監修で市の産品である梨カクテルを開発

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 船橋市北部の二和向台駅周辺の居酒屋「伏見屋」(船橋市二和東6、TEL 047-447-1355)で9 月12日、船橋産の梨を使ったカクテルが発表された。

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 船橋産の梨カクテルは、梨生産者の船芳園(二和東2)園主の加納芳光さんが育てる梨を、二和向台に支店を構える「菓子工房アントレ」(二和東6)のパティシエで「TVチャンピオン」としても知られる高木康裕さんが監修しコンポート(ジャムに加工する前段階の果実を煮込んだもの)を作成、これを同じく二和向台の居酒屋「伏見屋」が商品化に向けレシピ化、カクテルにした。それぞれの間をタウン誌「MyFuna」の山崎健太朗さんが取り持った。

「市内では小松菜、枝豆、ニンジン、梨が産品として知られているが、梨に関しては加工品が少なかった」と、山崎さんは梨カクテル開発に携わった動機を話す。「すでに先行している西船橋の小松菜ハイボールと共に市を代表する飲み物として定着させていきたい」と加納さん。

 試作段階では、梨コンポートにラム酒、トニックウオーターを加えた「梨トニック」、同じく細かく刻んだごろごろ梨とラム酒を加えた「ごろごろフ ローズンカクテル」の2種類がカクテルの候補に挙がり、ソフトドリンクではごろごろ梨にトニックウオーターを加えた「ごろごろ梨ジュース」、タピオカとシャーベット状になった氷の「梨とタピオカのフローズンドリンク」の2種類を発表した。

 試飲後、「梨の風味が生かされ飲みやすいカクテルになった」と加納さん。「フローズンにしたことで梨コンポートの風味がより生かされた」と高木さん。

 今月15日には、船橋港親水公園で行われる「ふなばしハワイアンフェスティバル」会場で梨カクテルと梨ドリンクのお披露目試験販売を行った。10月3日には「梨カクテル」「梨ドリンク」の一般向け試飲会を開催し最終調整を図る予定だ。

 「新京成の駅一駅に1つの梨カクテル提供店を開発していきたい」と加納さん。「梨の時期が終わっても市民の皆さんに船橋の梨を味わっていただけるようにしたい」と笑顔で語った。

 梨カクテルの試飲会は、会費3,500円。会場は、二和向台駅近くの伏見屋で19時から(予定)。参加応集はフェイスブックなどで受け付ける。
 問い合せは、フィット(TEL 047-421-1777)まで。

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