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4年ぶりに「船橋市農水産祭」 初めて船橋港親水公園も会場に

市内農家自ら農産物を直売。梨も販売した = 4年ぶりに「船橋市農水産祭」

市内農家自ら農産物を直売。梨も販売した = 4年ぶりに「船橋市農水産祭」

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 4年ぶりとなる「船橋市農水産祭」が2日間にわたって開催され、11月11日は東武鉄道船橋駅コンコースで、12日は同祭としては初めて「船橋港親水公園」(船橋市浜町)を会場とし、2日間で約5300人が会場を訪れた。

「船橋のものを買いたい」という来場者も多く見られた

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 今回が56回目となる同祭。初日の11日は船橋産農産物の即売会として開催し、会場では40種類、4000個の農産物に加え、同祭では初出店となる「皆川牧場」(鈴身町)が自社の工房で製造したチーズを出品、試食ブースを開いた。

  今年1月に発売されたご当地カレー「ふなばしカレー」の販売ブースのほか、東武鉄道や船橋警察署もブースを設けた。東武鉄道駅員の制服を着て写真撮影ができるスポットのほか、船橋警察署では自転車の乗り方のマナーや振り込め詐欺に対する注意喚起、反射神経をゲーム感覚で測定できる催しを行った。

例年2日目の会場は船橋地方卸売市場だが、今年は初めて船橋港親水公園での開催となった。ノリや梨などの地元農水産物の直売をはじめ、「卵のつかみ取り」「ジャガイモ詰め放題」「ビンゴ大会」なども行われた。

 キッチンカーゾーンも設け、船橋を拠点に活動しているキッチンカーが会場を盛り上げた。主催者である農業委員会の岡庭一美会長は「都市化してきた船橋市とともに農業と農地を守り次世代につなげていきたい」と、船橋市農水産祭への思いを話した。

 「子どもに地元の食材を使った料理を食べさせたいので、このイベントを楽しみにしていた」という乳幼児を連れた30代主婦のほか、仕事帰りに立ち寄ったという40代女性は「仕事の帰りにフラッと寄って新鮮な野菜を買えてうれしかった」と話していた。

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