動物と触れ合えるカフェ「アクア・鳥類・小動物・爬虫類ショップ&ふれあいカフェバー エキゾチックアクア イグズ」(船橋市習志野台5)が12月22日で2周年を迎えた。
同店は、動物関係の仕事に長年携わっている小澤光稀さんと、動物病院でトリマー兼動物看護師としての勤務経験がありながらペットショップでも働いた経歴を持つ佐藤恵子さんの2人が店主を務める。
開業当初はペットショップとしてオープン。しかし、以前から「カフェ兼居酒屋もやりたい」と2人で話していたところ、近くに空き物件が出たため今年7月に移転を決意。「以前の店舗のときから、『ついつい長居してしまう』との声が多くあった。移転したことで、皆さんとゆっくり話せて楽しい」と佐藤さんは話す。
店舗面積は約28坪。店内は、テーブル5卓、10席を用意。レトロ感を出すため、黒板をメニューボードにし、「落ち着いた雰囲気」を演出。店名の「イグズ」はペットとして飼っているイグアナの名前から。
店内では飲食しながら生き物を眺められるだけではなく、触れ合うことも可能。子どもに人気なのは「ひよこ」(15分500円)、女性に人気なのは「ポールパイソン」(15分1,000円)だという。「マイクロブタ」(10分1,100円)や「ハリネズミ」(15分500円)など常時約10種類の動物と触れ合える。
カフェバーのメニューは、ソフトドリンク(450円~)9種、ビールやハイボール、サワーなどのアルコール(480円~)8種を用意。フードは、唐揚げやポテトなどの揚げ物(450円~)、焼き鳥(190円)、ラーメン(880円)などもそろえる。「毎日来る方もいるので、その日のメニューも用意し、毎日来ても飽きない工夫をしている」と小澤さん。
ファミリーや1人で訪れる客も多いという同店。30代男性は「コーンスネークを飼っていて、餌を食べないので相談に来た。気軽に話せる場があるのはありがたい」と話していた。「ここに来る人は基本生き物が好きな人だから、共通点が多く、お客さん同士での会話が毎回楽しい。生き物に囲まれて飲食できることが癒されている」と話す女性も。
「珍しい動物や生き物も多く扱うので見に来てほしい。コオロギなど生き餌の扱いもある。今後はイベントなども開いて、来店しやすい雰囲気作りをしていきたい」と小澤さん。
営業時間は11時~20時。火曜・水曜定休。 ※12月31日は18時まで営業。1月1日~3日は休み。1月4日は15時まで営業し、5日は臨時休業となる。6日から通常営業の予定。