北習志野駅から習志野駅方面の線路沿いに3月7日、バルスタイルのカフェ「cafe COLZA(カフェ・コルザ)」(船橋市習志野台3、TEL 047-463-8733)がオープンした。
北習志野にイタリアンバールスタイルのカフェ「COLZA」をオープンさせた菜花さん
店名の「COLZA」は、英語で「セイヨウアブラナ(=菜の花)」の意味を表す。店主の菜花志郎さん(39)の名字から名付けたという。店舗面積は15坪。テーブル10席、カウンター7席で、席と席の間を広くとったのが特徴。店内は白壁をメーンに落ち着 いた明るい雰囲気で仕上げた。
コーヒーは1杯300円(エスプレッソ200円、カプチーノ380円)でラテ(380円~)、モカ(430円~)も用意する。そのほか、チョコラータ(430円)や紅茶(300円)、ソフトドリンク(オレンジ、アップル、グレープフルーツ各380円)やワイン(グラス400円)など
フードメニューは、「フレッシュバジルとベーコンのトマトソース」「鶏そぼろと木の子のトマトクリーム チーズソース」など5種類で全て850円。食後やティータイムには自家製のワッフル(300円)も人気という。現在は菜花さん一人で店を切り盛りしているため、「店の運営が軌道に乗ったらメニューを増やしていく」計画。
菜花さんは卒業後、都内を中心に展開するイタリアンバールでバリスタとして9年間勤務。その後、千葉県内を中心に展開するカフェチェーンで2年の経験を積んだ後、独立した。1社目では、エスプレッソマシンを使った「特別な一杯」を提供することに喜びを覚え、2社目ではオリジナルのパスタを提供する技術を身につけた。
修業中、「このまま社内に残ってキャリアを積み重ねる」か「独立して一国一城のあるじになるか」を迷ったというが、独立を見据えて経験を積み重ねた。
カフェスタイル2社での経験から、コーヒー一杯の量を多めに設定している。「通常は150ccくらいが普通だが、当店では200ccは入っている。ゆっくりくつろいでいただきたいので」と菜花さん。「利益よりもお客さまの満足を優先したい。気軽にリピートしてもらえる店を目指したい」とも。
オープン日から毎日のように通い詰めているという池田卓真さん(24)は「北習志野にはおいしいコーヒーを飲めるカフェがなかったので、オープン前から気になっていた」と笑顔で話す。
営業時間は10時~19時。