水産加工工場や物流拠点所が立ち並ぶ浜町の一角に「まぐろ丼屋 浜町食堂」(船橋市浜町3)がオープンして3カ月が過ぎた。
マグロを主とした魚介卸売りを手掛ける「東水フーズ」の敷地内にオープンした同店。運送会社の休憩所を改装して造られた7~8坪の店内は、カウンター7席、テーブル8席を用意。同社副社長の柳瀬洋介さんと店長の藤澤洋二郎さんの2人で切り盛りしている。
「近年、魚離れが進んでいる中で、地域で働く人たちや住民の皆さんにマグロのおいしさを知ってもらうため、食育の一環としてこの食堂を開いた」と中台準一社長。
メニューは、ネギトロ丼、まぐろの漬け丼、ネギトロ・まぐろ漬けのミックス丼(みそ汁・漬物付き、各500円)の3種類。日によって、ネギトロ・まぐろ漬け・生まぐろの3種盛り丼(500円)がメニューに加わることもある。
「自分たちで味を確認し『これなら大丈夫』と思った商品しかお出ししない」と柳瀬さんは胸を張る。 マグロ以外の魚も加工する同社だが、同店ではマグロ以外の商品を扱う予定はない。「店名の通り、マグロ一本で勝負する」という。
営業時間は11時~13時。日曜・祝日と市場休場日は定休