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船橋産の小松菜・ニンジン・ユズで米粉シフォンケーキ-船橋の惣菜店が試作品

米粉のシフォンケーキで試作品を作った佐藤寿子さん(左)と山下紀子さん

米粉のシフォンケーキで試作品を作った佐藤寿子さん(左)と山下紀子さん

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 滝不動駅前の手作り総菜店「COME COME KEME」(船橋市南三咲4、TEL 047-440-2665)が、看板商品の米粉シフォンケーキに船橋産の小松菜・ニンジン・ユズ味のものと、県内(九十九里)産落花生味の試作品を完成させ、12月から販売を始めた。

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 かねてから研究を重ねてきたという「小松菜」味は、JA市川市と西船橋小松菜パウダー会が共同開発し商品化した「小松菜パウダー」をシフォンケーキ試作の際に使ってみたが、「思ったように小松菜の風味を出す事ができなかった」と断念。今回完成した試作品には、生の小松菜をペースト状にしたものを使い、その風味を生かしている。

 「にんじん」は、野菜の持ち味を生かしニンジン本来が持つ甘さを感じられるように余計なものを入れずに作るという。「ゆず」をほお張ると口いっぱいにかんきつ系の爽やかさが広がる。同店の米粉シフォンケーキは、米粉と卵、北海道のてんさいを使った「糖」のみを使う。

 今回は、県内産の落花生を使った「落花生」味も同時に登場。あえて、クラッシュした落花生の粒を残しておくことで、ふわふわのスポンジ生地とサクサクとした落花生片の食感対比を楽しむ事ができるという。

 「なるべく多くの方に知ってもらえる機会を設け、地元産の良さを宣伝していきたい」と店主の佐藤寿子さん。

 営業時間は10時~20時。日曜定休。年内の営業は30日まで。年明けは4日より営業開始。

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