船橋市内に本社を構える「ツインズ」(船橋市金杉7、TEL 047-449-8380)が5月、主力商品の結ばない靴ひも「キャタピラン」のヴィヴァイオ船橋サッカークラブモデルを発売した。
ツインズは1999年4月に創業。キッチン家電などの領域でオリジナルアイデアを武器に通信販売で業容を拡大した。社長の梶原隆司さんがスポーツ愛好家ということもあり、ランナーの立場に立った「キャタピラン」を開発。「走っている最中の靴ひものほどけ」を気にするランニング愛好家を中心に購入されている。
2015年には船橋市が認定する地元を代表する産品ブランド「ふなばしセレクション」にも選定。通常の靴ひものように全体を締め付けるのではなく、ゴムの伸縮によって部分的なフィットを実現することから「疲れにくい靴ひも」としてアスリートに認識されるようになったという。
生産量が増加する一方、同社に「チームのオリジナルカラーのキャタピランを作れないか」という相談が舞い込むようになったという。海外生産では小ロット生産ができなかったが、2016年4月から国内の工場での生産に切り替えたことに伴い、機械化で人件費を抑え数十~数百単位での生産が可能になった。
相模原市にホームタウンを構えるJリーグ所属の「SC相模原」がチームカラーのグリーン・ブラック・ホワイトの3色を使ったオリジナルキャタピランの販売をサポーター向けに開始。今回新たに、船橋市内に本拠地を持つサッカークラブチーム「ヴィヴァイオ船橋サッカークラブ」モデルを発売し、今秋からは「千葉ジェッツ」オリジナルモデルの販売も予定しているという。
販売価格は980円。オリジナルを生産する場合は、最少ロット500本で、全量買い上げが基本になる。レギュラーの16色の組み合わせであれば発注から1カ月程度で納品。それ以外のカラーを希望する場合は仕入れに時間がかかるという。問い合わせは「ツインズ」(TEL 047-449-8380)まで。