ららぽーとTOKYO-BAY(船橋市浜町2)で6月24日、船橋市の特産品であるホンビノス貝のPRソング「ホン・ホン・ホンビノス♪」のCDの発売イベントが行われた。
同曲を手掛けたのは、船橋市出身・在住のシンガーソングライター高橋涼子さん(32)。高橋さんは幼い頃から音楽が好きで、船橋さざんか少年少女合唱団に入り、学生時代やOL時代はアマチュアで音楽活動を続け、2011年から事務所に所属しプロのアーティストになった。全国各地や海外などで歌う活動をしていたが、自分のペースで活動したいという思いが強くなり、2016年に独立。
「これからは地元船橋を大切にしたい。地元で愛される人になりたい」と高橋さん。地元で活動する中、船橋市漁業協同組合の人たちと出会ったことがきっかけで今回、自主制作CDの発売にこぎ着けた。同曲は船橋市漁業協同組合の公認ソングとなっている。
高橋さんは「曲を聴いてホンビノス貝が食べたくなる、いろいろな世代が楽しめる曲というのを意識した」と話す。会場を訪れていた高橋さんの母校・湊町小学校の児童は「とても面白くて覚えやすい曲だと思う。小学校の先輩なので有名になってほしい」と話した。
高橋さんがプロになって以降、公式にCDを発売するのはこれが初めてで、ライブ中には過去を振り返り、涙ぐむ場面もあった。1年ほど前にSNSで高橋さんを知ったという市内に住む男性は、「地元を大事にして活動しているのを知って応援したいと思った。この曲をきっかけに、これからも頑張ってほしい」と話す。
今後は振り付けなどの取り入れも予定しているという。高橋さんは「まずはホンビノス貝を多くの人に知ってもらい、曲を通じ、船橋市、千葉県、そして全国に広がってもらいたい」と笑顔で話す。
CDの価格は1,000円。ライブ会場やネットショップで販売中。