東葉高速線・飯山満駅近くの芝山団地商店会(船橋市芝山3)で9月30日、「第13回芝山100円商店街」が開催される。
「100円商店街」自体は山形県にある団体「NPO法人アンプ」が考案。山形県新庄市で開催したのが始まりで、現在は全国127カ所330商店街で行われる地域活性化事業。千葉県内では2012年5月、「芝山100円商店街」が初開催となる。以来同商店会では「芝山100円商店街」を定期開催し、今回の開催で13回目になる。毎回来場者は4000人を超えるという。
会場では、同商店会所属の各店舗が選び抜いた100円商品を用意。「2017年新米、千葉県産コシヒカリ一合升大盛り一杯」「食パン半斤」「手作り焼きそば」「あじの開き」など、全て100円で提供する。
そのほか「日常のうっぷんを晴らすんだ!アイツにパイ投げ」「100円の価値はあなたが決める、ハズレなし10秒当てゲーム」「射的」など各種ゲームや、「しっかりと送り出すために少しでも身近に入棺体験」などユニークな体験ブースも用意するほか、今回は船橋市を舞台にした映画「きらきら眼鏡」の応援のため、「オリジナルきらきら眼鏡作り」のブースを映画製作実行委員会が出店するなどし、合計約30ブースが参加予定。
中でも今回の目玉となるのは、東葉高速鉄道による「飯山満駅ふれあいフェスタ」と連携して展開するスタンプラリー。第11回開催時にも同イベント内でスタンプラリーが行われ、一度のみで終了予定だったが、東葉高速鉄道や同商店会に「もう一度スタンプラリーをやってほしい」という問い合わせが多く、今回復活させたという。参加者がスタンプを全て集めると、はずれなしの福引ができる。景品には、テーマパークのペアチケットをはじめ、東葉高速鉄道グッズなどを用意する。
そのほか、地元「芝六太鼓」の演奏、船橋を中心に都内でも活躍するシンガー・ソングライター海老原瞬さんのライブも予定。当日15時からは特賞を増やした大ビンゴ大会が行われ、「目利き番頭船えもん」も参加する。
同商店会会長の高村清太郎さん(36)は「地元の商店街って楽しいと思われる場所を作りたくて始めた『100円商店街』。マンネリ化しないように毎回工夫をしている。大人が思いつく『本気の遊び心』を込めたイベント」と同イベントへの熱い思いを話す。
開催時間は10時~16時(商品がなくなり次第終了)。雨天決行。入場無料。