北習志野駅から徒歩4分の場所にスペインバル「ALETEOアレテオ」（船橋市習志野台2、TEL 047-404-1181）がオープンして3カ月がたった。

3種のパエリア（関連画像）

　同店のオーナーは柏市出身の小野隼（はやと）さん（32）。都内や松戸市などのバルを中心に料理の経験を積み重ねた。「料理のジャンルを絞っていこうと思っていた2年前に、たまたま食べたスペイン料理が衝撃を受けるほどおいしくて、自分もスペイン料理でやっていこうと決めた」とオープンのきっかけを話す。開店する前には単身でスペインに渡り、限られた日数の中でできるだけ多くのレストランを渡り歩いてきたという。

　店名の「ALETEO」はスペイン語で「羽ばたく」という意味を持ち、自身の名前にもちなんで付けた。

　店舗面積は約38坪、席数はカウンター8席、テーブル38席。内装は小野さんと小野さんの友人らが約2カ月かけ、木材を多く使いナチュラルな雰囲気に仕上げた。半個室となっているテーブル席のパーティションやライト、カトラリー入れまで全て手作り。テーブルはパエリア鍋がゆったりと置けるように大きめに設計して作ったという。「さらにくつろげる空間になるように、もう少し手を加えていく予定」と小野さん。料理の味を楽しんでほしいとの思いから、昼は全面禁煙、夜はカウンターのみ喫煙可。

　ランチメニューは、パエリアのセット（850円～）、スペインのサンドイッチのボカディージョのセット（750円～）などを用意（以上、サラダ、スープ、ドリンク付き）。

　ディナーメニューのタパス7品を味わうことができる「本日のタパス盛り合わせ」（1,300円～）は、ほとんどの来店客が注文するほど人気だという。パエリア（Sサイズ、2～3人前）にはオマールエビのだし汁を使用し、魚介パエリア（1,950円～）、チキンのパエリア（1,650円～）、イカ墨のパエリア（1,450円～）の3種を用意する。料理8品と3時間飲み放題がついたコース（1人4,000円、注文は4人以上から）も提供。ドリンクはスペインのビール6種（700円～）のほか、ワインやカクテルなどをそろえる。

　「お一人でも大人数でも気軽に来られて、わいわい楽しめる空間にしたい」と小野さん。「これからイベントなども考えていきたい」とも。

　営業時間は11時30分～14時30分、17時～23時（金曜・土曜・祝前日は24時まで、日曜は21時まで）。月曜定休。