ららぽーとTOKYO-BAY(船橋市浜町2)中央広場で8月28日、第51回船橋市農水産祭の一環で16回目となる「なし味自慢コンテスト」が開催された。
「船橋のなし味一番!」を競うもので、市内120戸の梨生産者がエントリー。梨の品種は「豊水」で競い、前日の27日にJAいちかわ船橋支店で専門審査員により選出された上位3点を、一般公募から選出された一般審査員30人が当日に食味検査をして上位3賞を決定した。
1位の船橋市長賞には、昨年「千葉なし味自慢コンテスト」で1位に輝いた船橋市果樹園芸組合所属の豊田梨園(大穴北)の豊田大輔さんの梨が選ばれた。2位の船橋市議会議長賞には伊藤果樹園(藤原)の伊藤嘉紀さん、3位の船橋市農業委員会長賞には加納梨園(二和東)の加納敏和さんが選ばれた。
「福祉施設なし贈呈式」も行われ、市川市農業協同組合から寄贈の豊水梨200キロ、果樹組合員120人から豊水梨400キロが、市内の福祉施設93カ所に贈呈された。
同日、梨の試食、即売会、皮むきチャレンジ、「船橋のなし」お絵かきコンテストを展開した。スピードスプレーヤー、乗用草刈り機、トラクターの展示会場では、記念撮影する親子連れの姿も見られた。このほか、マルバツ形式のクイズ「なしウルトラクイズ」、「船橋特産野菜シリーズvol.2」上映会も行った。
皮むきチャレンジは40秒間で落とさずにむいた皮の長さを競う。市川市から参加した平松恵子さんが94センチで優勝した。平松さんは「私はふなっしーファン。めっちゃうれしい。梨もおいしい」と笑顔を見せていた。