「第3回ふなばしお店グランプリ 2018」の受賞店舗の表彰式が1月22日、船橋市役所(船橋市湊町2)でふなばしお店グランプリ実行委員会(船橋商工会議所内、TEL 047-435-8211)で行われた。
左から「CAFE SINCERE」の代表橋本英世さんと「酒のはしもと」の代表正木成幸さん
同グランプリは県内初の試みとして2016年度に始まり、今年が3回目。主催は船橋商工会議所(本町1)内の「ふなばしお店グランプリ実行委員会」。同企画の目的は、さまざまな個性を生かした魅力ある店舗を発掘し表彰することで、選(よ)りすぐりの個店の魅力を市民をはじめ多くの人に情報発信し、個店のさらなる魅力向上と他店の意識向上を図る。
個性的かつ魅力的な店舗を「商品・サービス 部門」「店舗デザイン部門」の2部門から発掘、表彰している。その店舗を積極的にPRすることで、受賞店舗だけでなく周辺の商店街のにぎわいを創出し、商業活性化を図る目的もある。
「商品・サービス部門」の受賞店は、グランプリが「酒のはしもと」(習志野台4、TEL 047-466-5732)、準グランプリが「ATELIER SAZANCA(アトリエ サザンカ)」(高根町)、「二天一流総本舗(にてんいちりゅうそうほんぽ) 中山店」(本中山2、TEL 047-332-4200)、「BAR篠崎」(本町1、TEL 047-401-7511)。
「店舗デザイン部門」では、グランプリに「CAFE SINCERE(カフェ シンシア)」(薬円台6、TEL 047-465-8400)、準グランプリに「ARUMADO CAFE(アルマド カフェ)」(東船橋4、TEL 047-409-6656)、「フローリスト 花源(はなげん)」(印内1、TEL 047-431-5246)、「Little Breads To Go(リトル ブレッド トゥ ゴー)」(本町1、TEL 047-437-8733)が選ばれた。
船橋市内にある中小企業の店舗が対象で、今回の応募店舗数は「商品・サービス 部門」が46店舗、「店舗デザイン部門」が17店舗の合計63店舗と過去最高。各部門でグランプリ1店舗、準グランプリ3店舗、合計8店舗を表彰した。
「酒のはしもと」の代表正木成幸さんは「日本酒は温めることによって米のうま味や麹(こうじ)が作り出すおいしさが分かりやすくなる。温めたお酒と料理を一緒に食べることでうま味の相乗効果が生まれるので、これからも、かん酒の魅力を伝えていきたい。お酒を通して市民の皆さまに貢献していきたい」と受賞の喜びを話した。
「CAFE SINCERE」の代表橋本英世さんは「地域貢献の思いで薬円台にカフェを作った。当初は平日のみの営業だったが土曜も営業することにした。これからは受賞を機に、祭日もオープンしようと思っている。気軽に家族連れで来ていただければ」と笑顔で話す。