主に年長児となる5、6歳児を対象とした子どもサッカー大会「バルコニノス杯」が2月23日、船橋市青少年会館グラウンド(船橋市若松3)で開催され、多くの親子が市内および近郊から駆け付けた。
主催は「船橋の子どもたちの未来のために」という思いを持つ有志の集まり「バルコニノス」。スペイン語で「バルコ」は船、「ニノス」は子どもを表す。スローガンは「子どもの笑顔が未来をつくる」。
大会参加者は、船橋市と近隣市の幼稚園、保育園の全14チーム、約150人の卒園前のサッカーキッズたち。大会会長の堀池栄幹さんは「もともとは、未就学児のサッカー大会がないということで、幼稚園やサッカークラブの方から要望があった。優勝カップやメダルを用意し、順位を付ける大会として、2014年に立ち上げた」と話す。
大会関係者の多くが、本業の合間にできることをそれぞれ分担しながら運営に携わり、第1回開催当初、スタッフの多くがサッカー未経験だった中、「試合をするには審判が必要」と審判講習を受けた。スムーズな運営を目指し、サッカー経験者にもスポット的に手伝ってもらいながら運営してきた。
今大会の結果は、優勝=「ホザナFC」、準優勝=「宮本JSCブルー」、3位=「ふじ第二」。
堀池さんは「卒園前にこの大会に出場した子どもたちが、この先小学生になり、中学生になり、大人になってからもきっとサッカーを続けてくれるはず。子どもの頃に出場したこの大会や私たちバルコニノスのことを思い出してくれたらうれしい」と話す。