カフェ「いかが家」(習志野市大久保1)が5月22日、大久保商店街にオープンした。
千葉市出身の女性オーナーが自分の店を持ちたいという思いをかなえて開いた、焼きたてパンをメインとするカフェ。店舗面積は約10坪。ポップな雰囲気に仕上げた店内は、オーナー自ら組み立てた大きな時計が目を引く。カフェテーブルに2人掛けソファ2脚、丸テーブルに2席、カウンター3席を用意する。
店内にはハンドメード作家の作品も展示。店舗2階はレンタルスペースとし、習い事やミーティングルームとして貸し出す。カフェの営業時間外には要予約でリフレクソロジーの店で勤務していたオーナーによるマッサージを受けることもできる。
メイン商品の「笑楽人(わらじ)パン」は、ワラジのような楕円(だえん)形のパン。オリーブオイルを混ぜ込んだ生地を揚げた後、280度のガスオーブンで焼き油を飛ばし、「表面はサクッ、中をもちっとするように仕上げている」という。「できるだけ多くの人に安心して食べてもらえるように」と、卵、乳製品、防腐剤、保存料、着色料を使っていない。
「プレーン」(200円)をベースにココアパウダーを振りかけた「ココア」(250円)、アボカドをのせた「アボカドわさびマヨ」(420円)など定番メニューに加え、日替わりの「店長のきまぐれメニュー」など20種類をそろえる。イートインや持ちながら食べられる簡易包装を選ぶと30円引きになる。
各種ドリンクも用意し、「ギネス」(650円)や「瓶ラムネ」(250円)など、「瓶のままでSNS映えする」(オーナー)ものも多く扱う。
「ゆくゆくは2階だけでなく、カフェも時間を区切ってレンタルスペースとして貸し出し、カフェをやってみたい方の初めの一歩になればと考えている。楽しくて皆さんが集まる場所にしたい」と話す。
営業時間は10時~17時(月曜・水曜・金曜は20時まで)。