市立船橋高校(船橋市市場4)で6月22日、アメリカ男子体操チームによる体操体験会が行われた。
2020年東京オリンピックに向け、昨年に引き続き船橋市で2度目の事前合宿を行っているアメリカ男子体操チーム。練習は6月17日から同校第三体育館で実施された。
滞在中は市役所訪問や船橋大神宮での参拝を行ったほか、練習中には市内小学校の児童が見学に訪れた。21日と22日は一般向け見学会を行い、事前応募した市内在住、在勤、在学者が見学に訪れ、22日の最後の会では事前応募した小学生30人に、アメリカの「復興ありがとうホストタウン」となった岩手県大船渡市からの小学生4人も加わり、選手の指導の下、床や平行棒など5種目の体操競技を体験した。
アメリカ体操協会のトミタヨウイチさんは「約1週間、私たちは素晴らしい練習ができた。これは市民の皆さんや市船の協力があってのこと。お礼を兼ねた演技会を楽しんでもらえれば」とあいさつした。演技会では今後の競技会に向けて練習中だという大技が披露されると、場内がどよめく場面も。
見学会に参加した市内に住む男性は「超人的な選手の技もすごかったが、初めて市船の校舎に入り、体操のための設備がこんなに整っていて驚いた」と話した。