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「食育展」の一環で食育料理教室、市内飲食店のオーナーシェフ迎える

講師の黒川さんと参加者

講師の黒川さんと参加者

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 船橋市保健福祉センター(船橋市北本町1)で6月22日、「食育展」の一環のイベントとして市内飲食店「ラーメン&bar963」(船橋市本町)のシェフが講師を務める、船橋産の食材をテーマにした食育料理教室「シェフズクッキング」が行われた。

教室で作った「小松菜のナムル」(左奥)、「ホンビノス貝のお吸い物」(右奥)。手前は黒川さんが事前に作り、参加者で盛り付けた「ハイナンチーハン」(シンガポールチキンライス)

 船橋市では、6月の食育月間にちなんで6月17日~28日、同所で「食育展」を開催。今年のテーマは「いただきます。ごちそうさま。」とし、「食の循環」「地産地消」「共食」「生活習慣予防」などの展示やイベントを展開した。

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その一環として開催された「シェフズクッキング」では、船橋産食材を使った、家庭でも手軽にできる料理を味わうということで、ホンビノス貝を使った吸い物、西船橋産の小松菜を使ったナムルを試作した。講師は「ラーメン&bar963」のオーナーシェフ、黒川裕士さん。同店は2月、船橋漁港で行われた「第1回クラムチャウダー選手権」の初代グランプリを受賞している。

 参加したのは男女合わせて18人。船橋市保健所地域保健課の管理栄養士大竹由美さんは「若い人たちが料理をしなくなっていること、若い世代の食育を国としても進めていることもあり、今回は20~30代をターゲットに募集した」と話す。

 黒川さんからは「まず、料理のコツは愛情と適当」という話があった。適当にすることで長続きするとの話の中で、自分流を追及するためにもレシピの特に調味料に関しては細かい分量は記載していないという。

 参加していた20代女性2人組は「普段料理をしないので、今回来て良かった」「包丁を持ったのが久しぶりで、参加してみて楽しかった」と感想を話していた。管理栄養士を目指しているという男性は「参加してみて勉強になった」と満足そうな表情を見せた。

「食育展」では今回初の試みとして、3月に発足した「ふなばし食育ネットワーク」に食育のイベントを依頼し、26日~28日の3日間、シャポー改札前の催事会場で食育イベントの情報発信を行った。初日となる26日には、乳幼児を連れた母親が多く訪れ、興味深そうに食育イベントの告知ボードを見る姿も。約120人がアンケートに回答し、子どもたちは食育ボランティア・板良敷信子さん提供の食育教材で食について学んだ。同地域保健課の管理栄養士星野佳那さんは「若い人たちに周知するのが難しい。若い人たちに集まってもらうのが今後の課題」と話す。

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