北習志野駅近くの商店街「ビアーレきたなら」(船橋市習志野台2)で7月6日・7日、「第42回七夕祭り・ほおずき市」が行われている。
同商店街には7月初めから笹飾りと提灯が飾られ、祭り当日には21の出店が並んだ。初日の日中は雨がまだ降っていなかったため、会場は多くの人で活気にあふれた。
同祭りは、1977(昭和52)年に商店会が地域住民への日頃の感謝を込めた「感謝セール」が始まり。同商店会会長で祭り実行委員長の後藤四郎さんは「1年間商売させてもらったお礼として」と、市民団体と商店会加盟店が協力して祭りを開催している。出店している市民団体の多くは習志野台地区や隣接する坪井地区で活動する野球チームやサッカークラブ、ボーイスカウトなどが主となる。
実行委員メンバーの一人である花輪病院(習志野台2)の川瀬さんは、「七夕飾りの笹にしているものは知り合いの人の私有地に行き、毎年竹を切らせてもらっている。ボランティアが1日がかりで竹を切ってから運び、設置まで行っている」と話す。
祭りの名前にもある夏の風物詩「ホオズキ」は、実行委員本部にホオズキの鉢植え用意して販売しているが、実行委員メンバーは「最近では『ホオズキ』って何ですか?って尋ねて来る人もいて驚く」と話す。
会長の後藤さんは「雨予報だが、天気が持ってくれれば」と雲行きを心配していた。
7日は10時から20時30分までを予定。