「船橋税務署」(船橋市東船橋5、TEL 047-422-6511)で1月23日、船橋市非公認のご当地キャラクター「ふなっしー」が一日税務署長に就任した。利便性が向上したスマホ申告を自ら体験し、ID・パスワード方式での電子申告(e-Tax)をPRした。
感謝状を手にするふなっしーと、遠藤船橋税務署長、千葉ジェッツふなばしのジャンボ君
冒頭で、ふなっしー税務署長が大きな声で「みんなで楽しく、e-Taxを学んでクリーンな納税をしましょう」と話し、会場を沸かせた。
これまで確定申告の電子申告にはマイナンバーカードとICカードリーダー・ライターが必要だった。昨年1月から、より簡単に申告ができることを目的として、IDとパスワードを使ったスマホ申告書作成と送信が可能となった。
ふなっしーがスマホを持ち、そのスマホ画面をスクリーンに映し出した。申告内容に関する質問に答えながら、登録内容に間違いがないことを確認。源泉徴収票の内容を登録し、控除の金額(医療費やふるさと納税)を入力して計算した結果の金額を確認した。
その後、還付金などの受け取り方法を入力、本人確認をして進み、最終内容の確認をして送信。最後に受け付け結果を確認して終了した。「今回の場合は還付があったが、納付の場合もある。納付方法はQRコードを使ってコンビニなどで納付できる」と税務署職員。
船橋税務署の遠藤署長からふなっしーに「国税の広報活動に推進し、スマホによる確定申告の広報に多大な貢献をした。感謝の意を表す」と感謝状が手渡された。
最後にふなっしーは「皆さんね、気軽にe-Tax使ってくださいなっしーなー」と元気に呼び掛け、イベントは終了した。