食品メーカー「石井食品」(船橋市本町2)が5月14日、同社初となる「オンライン親子料理教室」を開催する。
同社では自社製品をより活用してもらうための提案や食育を目的に、本社ビル1階にコミュニティースペース「Viridian(ヴィリジアン)」を設置。これまで同所で料理教室を定期開催していたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、同所で行う同社主催の全イベントを2月末から停止していた。
対面でのイベントが難しい状況でスタッフが模索を続けていた中、リモートワークの広がりによって、急速に普及が進むウェブ会議システムに注目。オンラインでの料理教室を開催することを決めた。
今回のオンライン親子料理教室では「うどんナポリタン」と「ピーマンの肉詰め」の2品を取り上げる。同社マーケティング部の隅田さんは「休校が続いていることを考慮し、子どもが一人でも作れるメニューを紹介できるよう、知恵を絞った」と話す。両メニューとも、同社の看板商品であるミートボールのアレンジレシピで、加熱には火を使わずに電子レンジを使う。
「野菜の豆知識や料理の楽しさを知ってもらう工夫もとり入れている」と隅田さん。当日の講師は同社管理栄養士の市川菜緒子さんが務める。
開催時間は11時30分~13時。対象は4~10歳の子どもがいる家族20組。参加無料。11時30分~12時10分が料理教室となり、作り終わったら参加者でオンライン食事タイム、フリートークとなる。指定の材料(1人分)は各自で事前にそろえておく必要がある。申し込みは同社ホームページ内の専用応募フォームで受け付ける。