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船橋船橋のブランド野菜食べて元気に 生産者が自慢の農産物の出来栄え市長に報告

左から湯原靖雄さん、山﨑健二副市長、高橋さん、藤田さん、松戸徹市長、飯島清さん、今野博之さん

左から湯原靖雄さん、山﨑健二副市長、高橋さん、藤田さん、松戸徹市長、飯島清さん、今野博之さん

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 船橋ブランド野菜「船橋にんじん」「葉付き枝豆」「小松菜」の各生産者の代表が5月11日、船橋市役所(船橋市湊町2)を訪問し、松戸徹市長に今年の出来栄えを報告した。

左から高橋さん、飯島さん、藤田さん

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 この日市長を訪問したのは、「JAいちかわ船橋人参共販推進委員会」委員長の飯島清さん、「JAちば東葛西船橋枝豆研究会」会長の高橋幸雄さん、「JAちば東葛西船橋葉物共販組合」組合長の藤田篤人さん、「市川市農業協同組合」代表理事理事長の今野博之さん、「ちば東葛農業協同組合」常務理事の湯原靖雄さん。

 「船橋にんじん」は2013(平成25)年に全国で「にんじん」として初めて地域団体商標登録を受けた船橋のブランド野菜。春のこの時期にしか収穫できない「ベーターリッチ?」は、ベーターカロテンの含有量が多く、甘みが強い。

 飯島さんは「今年は色もよく、出来がいい」と話し、今年から鮮度を保持するため、あらかじめ冷やしておく予冷品の出荷も始めたと報告。

 「葉付き枝豆」は西船橋地区特産で、枝豆は一般的に収穫から時間がたつと葉がしおれるなどし、商品価値が低下するため、枝豆を葉付き状態で出荷するためには鮮度保持が大変重要になる。今年はコロナ禍の状況で、葉付きより袋詰めの方は扱いやすいという市場からの要望もあり、袋詰めの対応をしているという。「不安要素は多いが出来は問題なく、質、味、見た目はどこにも負けない仕上がりになっている」と高橋さん。

 「小松菜」は多くの種苗メーカーが「船橋の畑」で小松菜の新種開発の実験を行うほど栽培技術に定評がある。西船橋地区では通常の袋包装ではなく、根つきのまま束ねて出荷している。藤田さんは「現在、現在はいい品を出荷できている。天候も良かったので、軸も太い」と話した。

 各農産物のおいしさを味わうため、ジュースやジェラートなどの試食が振る舞われた。松戸市長は「船橋が誇る、ニンジン、小松菜、枝豆がこういった形で生産されていることをうれしく思う」と生産者をねぎらい、「食は健康にとって大事、家にいる時間が求められている今だから、家にいて季節の野菜を食べることで季節の移り変わりを感じてもらい、市民の皆さんに元気になってもらえたら」と話した。

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