船橋市役所(船橋市湊町2)1階の美術コーナーで現在、クボタスピアーズと千葉ジェッツふなばしの選手から市民に向けた、コロナに打ち勝つための応援メッセージが展示されている。
ラグビートップリーグの「クボタスピアーズ」は、2016(平成28)年6月に「相互連携・支援協力に関する協定」を結び、市内小学校でのタグラグビー教室開催や地域での防犯パトロールランニングなど、地域活動を積極的に行っている。今回、クボタスピアーズの選手から「市民に向けてのメッセージを送りたい」という話があり、選手が書いた直筆メッセージが届けられたという。
同チーム主将の立川理道選手やワールドカップ日本大会で活躍したピーター・ラブスカフニ選手など16人の選手らから「心を一つに」「がんばろう船橋」「Stay safe, Stay Home」などの直筆メッセージとサインが写真と共に展示されている。
2015(平成27)年5月に「ホームタウン協定」を結んだプロバスケットボールチームの「千葉ジェッツふなばし」からは、富樫勇樹選手の写真と「一緒にこの困難を乗り越えていきましょう!」というメッセージが展示されている。同チームは新型コロナウイルス感染拡大防止に寄与するため、「コロナ笑利project」として、トレーニング動画の配信やオンラインスクールなどさまざまな取り組みを行っている。
富樫選手のメッセージが書かれたポスターは、このプロジェクトの一環として製作され、医療機関などに配布している。船橋市にも330枚が届けられ、小・中学校、公立保育園などに掲示している。
メッセージを読んでいた40代男性は「試合が中止になってとても残念。再開したら応援に行きたい」と話した。展示は6月26日まで。