新京成電鉄が6月20日、沿線にある果樹農家との連携企画「新京成で行く ブルーベリー狩り」「新京成で行くもも狩り」を始めた。
同電鉄では毎年沿線の農園と連携し、通称「新京成フルーツライン」と呼ばれる電車を使って気軽にフルーツ狩りに出掛けてもらう通年企画を行っている。
1月~5月はイチゴ、6月~8月はモモとブルーベリー、8月~10月はナシとブドウの収穫をメインイベントに、沿線農家や船橋市直営の農場も参画する。
ブルーベリー狩りは、その前から開催していたモモ狩りに加え、2016(平成28)年に初企画した。「ブルーベリー狩りは新京成沿線でも有名で歴史あるナシ狩りに負けず劣らずの人気で大変好評」と広報担当者。「ブルーベリーの樹木は高さがほかのフルーツに比べて低く、子どもでも自分で手を伸ばして実をつむことができる」とも。
ブルーベリー狩り企画参加農園の一つ、三咲駅近くにある「Jungle Berry(ジャングルベリー)」(船橋市二和東4)は2004(平成16)年にブルーベリー栽培を始め、今では300本以上のブルーベリーの木を無農薬栽培している。
ブルーベリー狩りの連携農園は全3園。ほか2園は、みのり台駅近くの「土屋農園」(松戸市)、鎌ヶ谷大仏駅近くの「K&K ファーム ブルーベリー園」(鎌ヶ谷市東道野辺4)。
園によって開催期間が異なり、現在は「K&K ファーム ブルーベリー園」。「土屋農園」は7月4日から、「Jungle Berry」では7月8日からの開催となり、各園8月31日までの開催を予定する。新京成線沿線各駅で配布しているチラシのアンケートに答えて用紙を持参すると、ブルーベリー狩り料金を一人当たり50円引きにする。
モモ狩りに参加農園は、鎌ヶ谷市の「小杉園」1園のみ。
「Jungle Berry」でのブルーベリー狩りは60分食べ放題で、料金は、大人=1,000円、小学生以下=500円(以上、土産として1人当たりブルーベリー150グラム付き)。ブルーベリーつみは1パック=500円。開園時間は8時30分~13時。水曜・土曜・日曜のみ営業する。。参加希望者は園に電話で事前連絡することを推奨している。