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船橋・飛ノ台史跡公園博物館開館20周年記念巡回展 「かわる生活様式!?」

同館館長代理の河西敦史さん(左)と学芸員

同館館長代理の河西敦史さん(左)と学芸員

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 飛ノ台史跡公園博物館(船橋市海神4、TEL 047-495-1325)1階ギャラリーで11月7日、開館20周年記念巡回展「かわる生活様式!? 船橋の縄文時代早期」が始まった。

1階ギャラリーの様子

 館長代理の河西敦史さんは「古代は、コロナ禍で生活様式を変えなければならない今の状況と似たような状態だったのでは」と話す。「旧石器時代は今より自然環境が寒冷だったため、当時の人々は居住場所を移動しながら過ごす遊動的な生活様式だったと思われるが、縄文時代に入ると気候が温暖になり利用できる資源が増えたことで、住みやすい海沿いの陸地を定住地に選び生活様式を変えていった。気象変動という環境の変化で動植物の生態が変化し、人間はその環境に適応し変化せざるを得なかった」と河西さん。

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 会場では、船橋市内の主な遺跡の位置を記した地図の展示を導入として、気候変動グラフの表示や、ヒト(ホモサピエンス)の生がアフリカから始まり世界各地に広がったことを紹介する地図を展示する。

 このほか、縄文時代早期の村を再現したジオラマを展示し、子どもにも縄文時代の雰囲気を感じてもらえるよう仕掛けを施す。河西さんは「展示自体は大人向けだが、子どもにも親しみやすいようジオラマ展示したり、『とびはくクイズラリー』を用意したりしている」と話す。「クイズは簡単な問題を用意しているが、『豆ちしきコーナー」は大人向けに作っている。大人はぜひ知識を得てもらいたい」とも。

 期間中、船橋市内の取掛西貝塚から出土した約1万2000年前の物という井草式土器片を接合・復元した、船橋最古の土器の展示も行う。

 開催時間は9時~17時(入館は16時30分まで)。入場料は、一般=110円、高校生=50円、船橋市内在住の小中学生無料。休館日は11月9日、16日、24日、30日。無料観覧日は11月21日~23日。12月6日まで。

 展示物は同館での展示後、船橋市郷土資料館(船橋市薬円台)で12月19日から来年1月31日まで展示する予定。このほか、船橋市ホームページでは現在、「ふなばし生涯学習チャンネル」で同展の動画を第12弾まで配信している。