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弁当店「プラスナチュリ」、下総中山から船橋に移転 発酵調味料使い調理

店主の大塚カオリさん(左から2番目)とスタッフ

店主の大塚カオリさん(左から2番目)とスタッフ

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JR船橋駅から徒歩6分ほどの場所に11月17日、弁当店「+naturi(プラスナチュリ)」(船橋市本町2、TEL090-8018-7272)がオープンする。

黄色い壁が目印の外観

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 同店は2016(平成28)年に西船橋にオープン後、2019(平成31)年に下総中山に移転。ロケやセミナーなどの事前予約の弁当を中心に販売してきたが、新コロナウイルスの影響で注文が激減。10月末でいったん閉店し、店頭販売やデリバリーなどに幅広く対応できる場所を探し、船橋への移転となった。

 店主・大塚カオリさんのこだわりで、同店では塩こうじや酵素シロップなどの発酵調味料を使って調理。弁当用の米は古代米とふさおとめをミックス、おにぎり(150円)には大粒で「食感の良い」千葉の新品種「粒すけ」を使用。野菜は地元産、肉類などは国産を使う。自家製甘酒をもみこんだ「甘酒唐揚げ弁当」、週替わりのおかず4種入りの「腸美人弁当」(以上700円)、もち米を発酵させた自家製コチジャンを使った「ベジタブルビビンバ」(800円)、ベジタリアンにも対応する「ベジタブル発酵カレー」(1,000円)など、特徴ある弁当をそろえる。

 店舗面積は約14坪。1階はイートイン用にカウンター席6席を用意し、2階はレンタルスペースとして使う。大塚さんは葛飾小学校・中学校卒業の船橋市出身。建築業の会社に勤めていたが子どもに作ったキャラ弁当が話題となり、講師などを頼まれるようになった。もともと食事を作るのは好きだったが、ローフードの専門家などとの出会いもあり食に興味を持つようになったという。

 大塚さんは「弁当は心と心をつなぐもので、食卓を囲むのと同じくらい大切なもの」と話す。同店には発酵リビングフードアドバイザーの資格を持つスタッフが大塚さんを含めて4人いる。大塚さんは「単に弁当を売るだけでなくちょっとした情報で、お客さまにプラスになり、寄り添える店を目指している」とも。

 オープンを記念して17日~21日の各日10時から、弁当購入客先着40人に「洗えるエコバッグ」を進呈する。弁当が無くなり次第閉店。24日からは通常営業。

営業時間は、月曜~金曜=8時~21時、土曜=10時~14時。日曜・祝日定休。デリバリーは1,500円以上の注文で受け付ける。配達範囲は1都3県(千葉、神奈川、埼玉)。予約注文は10折以下が前日14時まで、11折以上は2日前の14時までに申し込みが必要。

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