船橋にコーヒー豆専門店「D-COFFEE(ディーコーヒー)」(船橋市松が丘、TEL 050-7110-2511)がオープンして1カ月がたった。
「誰でもブラックで飲めるコーヒーの焙煎度」をコンセプトに、店主の大町のり子さんが自家焙煎(ばいせん)したコーヒー豆を月1回ペースで販売する同店。「現在4種類のコーヒー豆を用意している。試飲をしてもらい、気に入っていただいた豆を購入いただいている」と話す。
大町さんによると、コロナ禍の中、手網を使い、じか火で焙煎する「手網焙煎」のやり方を知り、趣味の一環でコーヒーの生豆を煎ることを始めたのが豆専門店出店のきっかけという。「やり始めたら焙煎が面白くて、次に『手回し焙煎』を始め、さらには大きめのサンプルロースターを購入し本格的に焙煎に取り組んだ。最初は親戚や近所など身近な知り合いに豆を配る程度だったが、評判がよくもっと多くの人に味わってもらいたいと思うようになった」と振り返る。
「将来は自分のカフェを開きたいと考えていて、知識を身に付けようと約5年間で千葉県内のカフェはあらかた巡った」とも。「色々な味を試していただいてお気に入りを見つけてもらえれば。お家コーヒーでホッとするひと時を過ごしていただけたら」と大町さん。
大町さんが焙煎したコーヒー豆は、「Wins Home(ウインズホーム))」(習志野台2)のレンタルスペースでも販売している。木曜は「市場カフェ」(市場1、TEL 047-424-1151)でスタッフとしてコーヒーを入れている。