船橋市内の各商店会では今年もイルミネーションを設置し、長いところでは来年2月中旬まで点灯し、街を彩っている。
市内でのイルミネーションスポットとして、例年であれば中山競馬場、ふなばしアンデルセン公園での「夜間開放」があった。今年はコロナ禍の影響で、イルミネーションの点灯および夜間開放は実施しない。
そうした中、市内の各商店会は今年も変わらずイルミネーションを点灯し、街を行き交う人々を楽しませている。イルミネーションを実施している商店会は次の通り。
船橋駅周辺は、アイラブふなばし実行委員会による「ふなばし冬ほたるミラージュ2020」を、本町通りでは船橋市本町通り商店街振興組合が「本町通り街路樹イルミネーション」を実施。
西船橋駅のロータリーでは西船橋商店会が「クリスマスガーデンイルミネーション2020」が、JR下総中山駅北口ロータリーの一部では中山商店会「イルミネーション」が彩る。JR津田沼駅北口ペデストリアンデッキの時計塔、ブロンズ像、街路灯は前原商店会が担当する。
そのほかにも新京成線北習志野駅東口アーケード内では習志野台商店街振興組合がプロジェクター型のイルミネーションを設置。松が丘バス通り商店会では、バス通りにイルミネーションを設置している。
松が丘バス通り商店会の会長・宮村榮俊さんは「われわれのところは駅前ではないが、バスで通る人や地域の皆さんが喜んでくれたらと思って、イルミネーションを商店会のみんなで続けている。昼は花を楽しめて、夜はイルミネーションとして、昼でも目を引くデザインにしている」と話す。「コロナや災害などのあった年だったが、災害に負けない地域を目指して支え合っていければ」とも。