新京成電鉄(鎌ケ谷市くぬぎ山4)のキャラクター「五香(ごこう)たかね」が4月21日、「鉄道むすめ」に参画しデビューした。
「鉄道むすめ」とは、鉄道模型などの製造販売を手掛ける「トミーテック」(栃木県)が展開するシリーズ。全国各地の実在する鉄道事業者の制服を着たキャラクターたちが登場するコンテンツで、フィギュアなどさまざまな製品を展開している。
新京成電鉄からデビューする「鉄道むすめ」は今回が初となり、デビューしたキャラクターは「五香たかね」。名前は、新京成線の「五香駅」と「高根公団駅」「高根木戸駅」にちなんで付けたものだという。髪の色は、同社のコーポレートカラーであるジェントルピンク。
「五香たかね」の職種は新京成電鉄の駅務掛(駅員)。入社したばかりの新人駅務掛で、鎌ケ谷辺りにある梨農家の長女として生まれ、子どもの頃から鎌ケ谷大仏に慣れ親しんできたという。学生時代はバスケットボール部に所属。スポーツ全般が好きだが、今は観戦するのがメインで、地元プロスポーツチームの応援には「つい熱狂してしまう」のだとも。
同社広報担当者は「今回デビューした『五香たかね』を新京成電鉄の PR に活用し、よりたくさんのお客さまに親しみを持ってもらい、新たな新京成ファンの獲得を目指していく」と話す。
デビュー日の4月21日は、五香駅開業日であり、同電鉄の前線が開通した日でもあるという。デビューを記念し同日、「デビュー記念乗車券・入場券」を発売した。販売箇所は新京成線各駅で2000セット。五香駅、高根公団駅、高根木戸駅の各駅から250円区間乗車券および150円入場券がセットになる。価格は1,200円。
名前の由来にもなっている五香駅では、駅入り口看板やホームの駅名看板などに「五香たかね」の装飾を実施している。8月31日まで(予定)。
担当者は「今後も『五香たかね』の魅力を生かし、イベントの開催やオリジナルグッズの製作などさまざまな形で活用していく予定」と話す。