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ふなばし三番瀬海浜公園に「潮干狩り」シーズン到来 潮干狩りについて学べる企画展も

ふなばし三番瀬海浜公園の潮干狩り会場

ふなばし三番瀬海浜公園の潮干狩り会場

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 ふなばし三番瀬海浜公園(船橋市潮見町)で4月25日、春の海辺の風物詩「潮干狩り」が始まった。

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 同公園は、県内では都心に一番近い潮干狩り場として、例年市内はもとより首都圏から人が集まり、10万人近い来場客でにぎわってきた。

 今年の潮干狩りは新型コロナウイルス感染症対策として、公園内での混雑を避けるため利用料を採貝料込みの金額にし、利用券の購入はコンビニエンスストアでの事前購入のみで、公園内で利用券の販売は行っていない。土曜・日曜・祝日は日付指定にし、5000人の入場制限を設けている。

 公園にはコインロッカーや足洗い場を備えているほか、潮干狩りに必要な熊手の貸し出し(有料)もある。噴水広場やバーベキュー場(有料・要予約)が整備され、子どもから大人のグループまで一日中楽しむことができる。

 初日の4月25日の入場者数は4297人。船橋市公園協会担当者の大谷雄一郎さんは「今年は無事に開催することができてよかった。例年と異なるところが多いが、来場者が安心して潮干狩りを楽しめるよう新型コロナウイルス感染症への対策をしっかり進めている」と話す。

 浦安市から初めて来たという親子連れは「チケットの購入も問題なかった。潮干狩りは夕食の食材にもなるし楽しい」と話した。

 料金は大人(中学生以上)=1,350円(採貝料1キロ分含む)、子ども(4歳以上)=670円(採貝料500グラム分含む)。料金に含まれる重量を超えて持ち帰る場合は別途500グラムにつき450円。5月30日まで。開場時間、開催の有無、ゴールデンウイーク中の開催日は潮の干満によっても異なるため、ふなばし三番瀬海浜公園のホームページで確認が必要。雨天決行、荒天中止。

 潮干狩り期間中、海浜公園に隣接する「ふなばし三番瀬環境学習館」では企画展「これでバッチリ!潮干狩り2021」も開催し、潮干狩りを盛り上げる。アサリの疑問質問に答えるコーナーやアサリの大図解、一つとして同じ模様がないというアサリの貝殻320個の展示などを用意。疑問質問コーナーでは、「どうして開催していない日があるの?」など、来館者のアンケートにあった質問にも答えているという。

 開館時間は9時~17時。入館料は、一般=400円、高校生・大学生=200円、船橋市外の小・中学生=100円。月曜休館(祝日・休日の場合は翌平日)。

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