東武百貨店船橋店(船橋市本町7、TEL 047-425-2211)が、可動型完全個室のベビーケアルーム「mamaro(ママロ)」を導入して間もなく1カ月がたつ。
mamaroは、畳1畳ほどのスペースに設置できる可動式の完全個室ベビーケアルーム。これまでに空港や商業施設、神社など、全国で250台以上が導入されている。
同店店長が従業員にヒアリングしたのが導入のきっかけだという。子育て世代の従業員から「こういう場所があったら便利」「実際に外出先でmamaroを利用して便利だった」という声が上がったことから検討を開始。広報担当の堀合友美さんは「小さなお子さま連れのお客さまに、より快適な買い物環境を提供するため導入を決めた」と話す。
同店5階子ども服フロアには従来のベビー休憩室があるため、mamaroは7階レストラン街に設置した。
mamaroは完全個室のため、男性も利用でき、男性の育児参画をサポートする面も持つ。室内にはコンセントや内鍵も付く。用途に合わせて室内のレイアウトを変更することができるため、きょうだい連れの利用もしやすい。室内は抗菌仕様で、ソファが備わり、授乳やおむつ替えの際にはベッドとしても使える。
堀合さんは「レストラン街に設置してあることがまだまだ知られていないので、皆さんに知っていただき、小さなお子さま連れの皆さまに利用いただけたら」と話す。
現在設置しているmamaroは1台。レストラン街の営業時間(10時~20時)内に利用できる。