「おやつカフェkoyausagi」(船橋市習志野台4)が9月15日、オープンした。
店主の長島佳子さんは子育てを機に船橋に来て15年。今年6月まで、市内の「カフェkoya」でスイーツを担当していたが、閉店を機に独立。店名の「koyausagi」は、長嶋さんがウサギが好きなことから命名。
以前カフェだった店内の改装は長島さんが自身で行い、千葉県内に住む木工作家「nae woodwork」さんを中心に、習志野台の生花店「C Blossom」、千葉県多古町で「和空間わたことり」を営む市内在住の店主も協力したという。
店内のイメージは「シンプルな感じを目指した」という長島さん。「naeさんは私のイメージを形にしてくれた。改装もみんなが手伝ってくれてありがたかった」と振り返る。
店舗面積10坪。2人掛けテーブル3卓、1人掛けテーブル1卓、カウンター3席を用意する。店内の一部には作家コーナーを設け、オープン初日はジンアクセサリー作家・hanahinaさんが販売した。「店内の雰囲気がとても落ち着き、のんびりできる」とhanahinaさん。
長島さんは「作家コーナーや、今後店内で行うワークショップでは、お客さまにとって『趣味との出合いの場』になったらうれしい」と話す。
メニューは「サンドイッチとおやつのセット」(850円)や「ブレンドコーヒー」(380円)、「岡山桃紅茶アイス果肉入り」(450円)など。コーヒーは、薬円台の「コーヒー豆の店ゆら」のコーヒーを使っている。
サンドイッチは卵ときんぴらごぼうから選べ、おやつはスコーンかシフォンサンドイッチから選べる。長島さんは「パンも手作り。小腹を満たせるメニューになっている」と話す。「アレルギー対応メニューも作れ、その人が食べられるもの、食べたいものを作りたい」とも。
以前からの常連客をはじめ、子育て世代や近隣住民、男性1人での来店もあるという。「オープンしてみて、変わらず来てくれるお客さまがいてくれることがうれしい。これからも皆さんの日常になれたら」と長島さん。
営業時間は10時~17時。日曜・月曜・火曜定休。