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船橋の作家・森沢明夫さん、新作エッセー「ごきげんな散歩道」出版

「ごきげんな散歩道」表紙

「ごきげんな散歩道」表紙

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 船橋市出身・在住の作家・森沢明夫さんの新作エッセー集「ごきげんな散歩道」(春陽堂書店)が7月出版された。

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 春陽堂書店が運営するオウンドメディア「春陽堂WEB」での連載「森沢明夫のごきげんな散歩道」を書籍化した同書は、電子書籍版も同時リリース。書籍のサイズは四六版208ページ。写真はフルカラーで、森沢さんが自身のスマートフォンで散歩中に撮ったものだという。

 森沢さんの作品は過去に、吉永小百合さん・阿部寛さん・竹内結子さん・笑福亭鶴瓶さんらが出演した「ふしぎな岬の物語」(小説は「虹の岬の喫茶店」)や、有村架純さん主演の「夏美のホタル」、池脇千鶴さん主演で船橋をロケ地として撮影した「きらきら眼鏡」などが映画化。高倉健さんの遺作となった映画「あなたへ」の小説版執筆なども手掛けている。

 森沢さんのファンの間では、不定期に出版されるエッセー集にも注目が集まる。森沢さんの少年~青年時代を振り返った作品「あおぞらビール」「ゆうぞらビール」、社会人になってから休日について「海」をテーマに書かれた「東京湾ぷかぷか探検隊」、仕事の中で出会った人や感じたことから「幸せになるヒント」について書かれている「森沢カフェ」など多数出版されている。

 今回の作品は、気分転換の散歩で近所の公園やカフェ、路地裏の小道などでの「何気ない日常の小さな発見」を元に書かれている。作中では、「オシロイバナ」をパラシュートにして遊ぶ少女たちを見掛けたことで、子どものころに同様にして遊んだことを思い出し、後で密かにパラシュートを作って遊ぶ森沢さん筆者の様子なども描かれている。

 普段筆者が利用するというカフェや公園など船橋市民であればなじみのある場所も多数登場する。

価格は1,980円。

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