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船橋・上山町に多肉植物専門店併設の鍼灸院整骨院 親子で開業

左から羽藤弘美さん、頌子さん

左から羽藤弘美さん、頌子さん

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 11月に先行オープンした多肉植物専門店「taniku508」(船橋市上山町3、TEL 090-1791-8696)を併設する「そるーな鍼灸整骨院」(同、TEL 047-407-2387)が12月4日、開業した。

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 多肉植物専門店の店長は羽藤弘美さん、鍼灸院整骨院院長は羽藤さんの娘・頌子さん。弘美さんは2年ほど前から多肉植物の栽培に興味を持ち、介護の仕事をしながら自宅で育てていたという。羽藤さんは「多肉は見た目もかわいいし、栽培も増やすことも簡単で、土だけじゃなく水耕栽培もできるのが魅力」と話す。「本格的に多肉植物の栽培を始めたいと思ったのと、娘が鍼灸師として独立したいという時期が重なり、場所を探して一緒にやっていくことになった」と店を構えた経緯を話す。

 青の看板が目印の同店。多肉植物は店先にある羽藤さん手作りのガーデンコーナーにズラリと並び、国産や韓国産のものを100種以上そろえる。単品(400円~)や寄せ植えを販売。「福祉や医療の現場では、植木は土や花がらなどが出るので敬遠されがちだが、水耕栽培の多肉はその心配がないので、そうした場所にもどんどん広げて皆さんを多肉で癒やしたい」と羽藤さん。

 頌子さんは都内で約10年間、整骨院や整形外科などで経験を積み、「カウンセリングを丁寧に行い、つらい症状を早く改善できるように、その日その時に合った施術を提供したい」と独立した。

 約12坪の院内には、ベッド4台、筋肉疲労や痛みを緩和する医療機器などを用意。地中海をイメージしたという青いカーテンを使う。メニューは、電気治療や鍼灸(しんきゅう)、カッピングなどを用いた疼痛(とうつう)除去コースや美容鍼のコース(2,200円~)など。「特に若い女性は婦人科に行きづらい方が多く、痛みや不調を薬に頼りがちなので、鍼(はり)や灸(きゅう)」などを使って痛みを和らげ、女性に寄り添った施術をしたい」と頌子さん。「産後ケア教室やアロマオイルマッサージなど女性のトータルケアができるような場所にしていきたい」とも。

 店名の「taniku508」には「ご縁は無限」との意味があるという。「そるーな」は「スペイン語で『太陽と月』という意味。「多肉で心を癒やし、鍼灸院では体を癒やしてほしい。気軽に集まれるコミュニティの場にもしていきたい」と羽藤さん親子は話す。

営業時間は、taniku50=10時~18時(月曜・火曜・土曜・日曜のみ営業)、そるーな鍼灸院整骨院=10時~12時30分・16時~20時(土曜・日曜・祝日は10時~17時)。木曜定休。

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