千葉ジェッツふなばしがプロデュースするビアカフェ「THE OFFCOURT(ジ・オフコート)」(船橋市本町5、TEL 047-409-7444)が12月8日、JR船橋駅北口近くにオープンした。
千葉ジェッツ社長の田村征也さんは「千葉ジェッツの試合が無い日でもここでジェッツを感じてもらい、地元の農水産物などを使った料理を楽しんでほしい」と話す。
店舗面積は34.93坪。入り口はガラス張りで、店内は明るく、天井はあえて天井裏をむき出しにし、約4~7メートルと高い。木とコンクリートを基調としたシンプルな内装で、中央に12人掛けの木の長テーブル1卓、カウンター7席、2人掛けテーブル4卓、4人掛けテーブル4卓、5人掛けソファが1卓あり、奥のスクリーンが全席から見やすいようにテーブルの高さを変えて配置している。幼児席の用意もあり、女子トイレにはおむつ交換台を設置。スクリーンを使ったパブリックビューイングも予定する。
「当店では試合のない日常生活に千葉ジェッツを感じてもらえる『PAINT IT JETS』を体現できる場所にしたい」と田村さん。あえてジェッツ色は出さず、ファン以外も入りやすくしているという。提供する料理の食材には、船橋を中心とした千葉県産食材を多く使い、ジェッツがプロデュースするメニューやテイクアウト食品を提供していく「地場?ジェッツ」がをコンセプト。「ジェッツを知らない方にも楽しんでいただきたい」とも。
店を運営・管理するのは都内を中心に飲食店を展開している「JWA」(東京都港区)。平野準社長は「地産地消でSDGs貢献も目指している。この空間で千葉を飲んで、食べて、持ち帰り、ここに来たら千葉を楽しめる集まりの場になるよう日々努力していきたい」と話す。
ランチメニューはパン、サラダ、チャウダー付きのプレートメニュー(880円~)。子ども向け「JETS plate」(800円)も提供。ディナーは「ホンビノス貝とたっぷり木の子のアヒージョ」(880円)、「千葉県産彩り野菜バーニャカウダー」(890円)、「千葉県産魚介パエリア2人前」(2,800円)など。ボリューム感のある「肉三昧JETSプレート」(4,480円)もあり、アルコールは船橋のクラフトビールなど、船橋産、千葉県産のものを多く取りそろえる。今後、ジェッツ選手とのコラボメニューや地元食材を使ったオリジナルのテークアウト商品も予定。
中島康介店長は大手コーヒーチェーン店の勤務経験を持つが、同店が市内のコーヒー商社「フィロコフィア」(本町2)のコーヒーを使うに当たり、フィロコフィアで研さんを積んだという。料理長は船橋市芝山出身の山本太市さん。山本さんは飲食業界25年のベテランで、都内などで働いてきたがコロナを機に地元に戻り「地元を盛り上げていきたい」と張り切る。
千葉ジェッツファンクラブ会員(ダイヤモンド・プラチナ・ゴールド・レッドの有料会員)は「6TH MAN CLUB」の会員証を提示すると会計総額から10%引となる。
営業時間は11時~23時。1月以降は11時~15時、17時~23時を予定。1月1日~1月3日は休業(予定)。オープン記念として先着2000人に「オリジナルコインチョコ」1個を進呈している。