スポーツ用品メーカー「アンダーアーマー」の日本総代理店「ドーム」（東京都江東区）が11月4日、NBA選手ステフィン・カリー選手との活動として、子どもたちをBリーグの試合に無料招待する「カリーシート」の12月分招待席の応募受け付けを始めた。

　カリー選手は「歴代最高の3ポイントシューター」とも呼ばれ、シューターとして名高い。「アンダーアーマー」は2020年12月にカリーブランドを設立。「世界中の若者たちが平等にスポーツを楽しむ機会を創出する」というミッションを掲げ、世界中で安全な遊び場の創出やスポーツ指導者の育成などの活動を行っている。

　その活動の一つとして日本では、Bリーグの試合に子どもたちを無料で招待する「カリーシート」を千葉ジェッツと宇都宮ブレックスのホームゲームに設置する。

　カリーシート設置に向け、今年8月から「アンダーアーマー　チャリティーオークションイベント」を2カ月実施。カリーブランドのミッションを達成するために制作された、全世界で25足、日本には1足しかないシューズ「ゴールデン・フロー」の出品のほか、千葉ジェッツ・西村文男選手、原修太選手をなどアンダーアーマー契約のBリーグ選手10人の愛用シューズが出品された。

　結果は、入札総数355件、落札総額は177万4,520円を達成。オークションの売上全額が「カリーシート」設置費用に充てられた。

　カリーシートは、千葉ジェッツホームゲーム時、1階席ゴール裏に設置する。席にはカリーブランドのロゴがデザインされたカバーが掛けられ、1試合につき子ども1人、保護者1人を招待。設置期間はBリーグ2021-22シーズン。千葉ジェッツと宇都宮ブレックスのホームゲーム開催時に設置する。

　同シートへの応募は、アンダーアーマー公式アプリから。12月分への応募締め切りは11月15日。観戦の募集はシーズンを通じ、毎月行う。