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船橋「ハイジカフェ」がテークアウト専門店に 予約&受け取りシステムも導入

店舗外観。店舗左のテラスではスタンド・イートインも可

店舗外観。店舗左のテラスではスタンド・イートインも可

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 「ベーカリーハイジ」(白井市富士、TEL 047-442-7702)に隣接する「ハイジカフェ」が11月9日、テークアウト専門店としてリニューアルオープンした。

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 2014(平成26)年には「ベーカリーハイジ」の隣に「ハイジカフェ」をオープンし遠方からもカフェの利用客が絶えない店だったが、新型コロナウイルスの影響でカフェは一時休業。

 コロナ禍で「ベーカリーハイジ」は入店客に制限を設けなくてはならず、以前にも増して店の前に列ができる状態が続いていた。店主の宮下真彦さんは「並ぶ時間がない人がパンを購入できない状況を何とかしたいと思っていた。同時にカフェについても、再びコロナが流行しても対応できる形にしていかなくてはならないと思っていた」という。

 以前はイートイン形式のカフェだった店舗を、1年半の休業期間を経て、「思い切って、テークアウト専門店にした」と宮下さん。店内は注文カウンターと、電子ロックがかかった受け取りボックスのコーナーがあるシンプルな造り。店外にはスタンド形式で飲食できるテラスを設けた。

 カフェで提供するメニューは、コーヒー、ソフトクリーム、プリン、チーズケーキ。ブレンドコーヒーにはベーカリーでも使う北海道小麦の名前を取り入れ、「HONAMI(ほなみ)」「YUTAKA(ゆたか)」(以上350円)。カフェラテは、「『ボンソイ』というおいしい豆乳を使ったラテ1本に絞った」と宮下さんが薦める「ボンソイラテ」(400円)も用意。コーヒー以外のドリンクとして、ホットレモネード(450円)も用意する。

 「プリンは、ベーカリーでも人気の商品。そのプリンに使っているジャージー牛乳を使ったソフトクリームを新しく開発した。ソフトクリームには温めたバゲットを添えている。新しいバゲットの楽しみ方にも触れていただきたい」と宮下さんが話す新商品「ジャージー牛乳ソフトクリーム」(400円)は、宮下さんの自信作だという。

 「ハイジリッチプリン」(1個300円)は3個セットで箱入りタイプも用意した。「手土産にもちょうどいい商品も用意した」と宮下さんの姉であり取締役の牧野友紀子さん。「若い世代にも来ていただきたくて、ロゴも一新。『映え』も意識した」とも。

 同店で注目すべきは、レジ横に設置したパンの予約受け取りボックス。ウェブ上で「ベーカリーハイジ」のサイトから商品を注文。決済までオンラインで済ませ、希望する日時に店内の電子ロック式の受け取りボックスに暗証番号を入力し商品を受け取る。

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