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船橋のパン店、保育園児の書いた「夢のパン」を商品化 限定販売

受賞した子どもたち

受賞した子どもたち

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 金杉台団地のパン店「LE LiEN(ル・リアン)」(船橋市金杉台1、TEL 047-404-9852)が9月25日、あすなろ保育園(二和西2)の園児が描いた「あったらいいな、こんなパン展示会」の作品から2作品を商品化し販売を始めた。

プロジェクトリーダーの小野木さん。うさぎいちごジャムパンの子どもの絵と共に

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 今年8月、同園の園児が描いた「あったらいいな、こんなパン」の絵の展示会を店内で開いた同店。19点の作品が寄せられ、店内で投票した結果、最も多くの票を集めた作品の商品化に取り組んでいた。

 最も多くの票を集めた「店長賞」には、よこたすずなちゃんが描いた「うさぎいちごジャムパン」が選ばれた。2位の「リアン賞」には、ふじはらかいせいくんが描いた「いろんな味パン」が選ばれ、その2点を商品化した。9月25日には店頭で「夢のパン」を販売し、店内では授賞式も行った。

 9月25日は10個ずつを製造・販売。「うさぎいちごジャムパン」は開店からわずか30分で、「いろんな味パン」(以上184円)も開店から1時間後には完売したという。同企画のリーダー・小野木大吾さんは「今日は土曜なので定休日だが、特別にオープンした」と話す。「商品化するに当たっては、どう実現するかとても悩んだ」とも。

 「うさぎいちごジャムパン」は子どもが描いた通りにいちごジャムとりんごジャムを1つのパンに入れ、「飾り付けはラムネ」との指示通り、ラムネでリボンやボタンなどが再現。「食べてみてもおいしいパンだった。1つのパンでいちごジャムとりんごジャムが味わえて、こんなにかわいいなんて、お買い得だと思った」と近隣に住む主婦は話していた。

 授賞式に参加した子どもたちはパンを見て「すごい」と喜んでいた。小野木さんは「今後はほかの園の子どもたちともこうした企画ができたら」と話す。

 営業時間は10時~15時。土曜・日曜定休。入賞者のパン販売は10月25日ごろまでを予定。

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