東武百貨店船橋店(船橋市本町7、TEL 047-425-2211)に12月11日、地域密着型の「FUNABASHI いちばんち市場」がグランドオープンした。
2003(平成15)年の全館改装以来、18年ぶりの大改装になる。一部先行オープンしていたエリアと共に全8店舗がそろう生鮮・グロサリー売り場が完成した。
キーワードは「地域密着」「ワンストップ」「ストレスフリー」。ロゴマークには船橋の特産品ホンビノス貝の中に、特産品の梨やニンジン、小松菜、スズキなどが描かれている。デザインは同店で働く従業員や取引先の関係者による投票で選ばれたという。
出店するのは、青果「船橋 丸あ商店」「九州屋」、塩干・魚総菜「木更津 厚生水産」、グロサリー「北野エース」、精肉「人形町今半」「お肉の専門店スギモト」、鮮魚「魚力」、総菜「いい菜&ゼストプラス」。「船橋 丸あ商店」「木更津 厚生水産」はリニューアルを機に店名に地名を加えている。また、「魚力」「お肉の専門店スギモト」「いい菜&ゼストプラス」はニューオープンの店で、中でも「お肉の専門店スギモト」は千葉県初出店となる
地元食材を取り扱った商品開発や地名を入れた店舗名の変更などがあり、船橋市在住のイラストレーター小倉正巳さんのグラフィックを随所に使うなど、船橋らしさ・千葉らしさが感じられる「地域密着」による構成とした。
生鮮・グロサリーに加え、総菜、菓子、酒も購入できる「ワンストップ」売り場、ベビーカーや車いすでも利用しやすい広い通路やレジの増設、買い物カートやかごの新調のほか、床材も耐久性・防汚性の高いセラミックタイルを使うなど、コロナ対策にも対応する「ストレスフリー」を実現している。
広報担当の堀合友美さんは「船橋東武ならではの生鮮グロサリー売り場になった。これからも地域に根差した店づくりを進めていくので、市民の皆さまには買い物を楽しんでいただければ」と話す。
営業時間は10時~20時(日曜・月曜・祝日は19時まで)。