アンデルセン公園近くに2月1日、イチゴ狩りスポット「Ohelopapa(オヘロパパ)」(船橋市小野田町、TEL 090-9813-1263)がオープンする。
小野田町は市内でもイチゴ農家が多いエリアだが、同所は元々梨を栽培していた農家の休耕地を使い、柏で障がい福祉サービス事業を展開する「クローバーライフ」が経営する。柏市出身で社長の田澤洋平さんは柏市内で、知的障がい、精神障がいがある人への住まいの提供としてグループホームなどを運営している。
福祉施設を運営する中で、「保護者の一番の心配事は、利用者が将来、収入を確保して暮らしていけるようになるのかどうかということ。そこで収入を得られる仕事は何かを考えた時、イチゴ狩りがいいのではないかという話になった。農地探しに3年かかり、ようやく縁あってこの場所で開園できることになった」と田澤さんは話す。
敷地内には大型のハウス2棟を用意し、約6000株のイチゴを高設で栽培する。栽培するイチゴは「あきひめ」「よつぼし」「かおり野」「紅ほっぺ」の4種類。園長は農業高校出身で、船橋市内の飲食店で勤務していた経験もある上田大樹さんが務め、イチゴの生育を管理している。栽培するイチゴは、イチゴ狩りのほか直売所でも販売する予定。
田澤さんは「イチゴ狩りといえば船橋、と思ってもらえるくらい、辺り一帯をイチゴで盛り上げていきたい」と意欲を見せる。「イチゴ園の名前はハワイ語でイチゴの意味。園内もハワイのような雰囲気にして、若い人たちにも興味を持ってもらえるようにしていきたい」とも。
摘み取り時間は9時30分~13時30分、1時間ごとに開始。イチゴ狩りは30分食べ放題。現在はお試し価格で、料金は、電話(9時~18時受け付け)・ホームページ予約フォームからの場合=小学生以上1,500円・4歳~未就学児1,000円、インスタグラムフォロワー(DMからの申し込み)=小学生以上1,200円・4歳~未就学児800円。3歳までは無料。月曜定休。