京成船橋駅から徒歩3分、仲通り商店街の一角に8月26日、「馬肉鶏肉旨(うま)い酒 船橋鶏(けい)馬場 馬喰(ばく)ろうはなれ」(船橋市本町4、TEL 047-460-8960)がオープンした。
同店は「馬肉の良さを広めたい」と、都内をはじめ全国各地に馬肉専門店を展開する「馬喰ろう」が手掛ける新業態1号店で、同店近くで5年前から営業する「馬喰ろう船橋店」の姉妹店となる。 約33坪の店内に50席を用意。入り口正面の長いカウンター席を挟む形で左右にテーブル席を配置する。
メニューは「馬喰ろう」でも人気の「馬刺し盛り合わせ」(中=1,276円、大=2,090円)などの馬肉メニューのほか、「ディアボラ風チキンステーキ」(858円)や「無化調鶏白湯スープ 博多鶏水ギョーザ」(715円)など鶏肉を使ったメニューも用意する。鶏肉は国産のものを使う。
新業態を始めた経緯について、「馬喰ろう」社長の沢井圭造さんは「円安などの影響で馬肉の仕入れ値が上昇し、馬肉を中心にオーダーした場合に割高と感じさせてしまう傾向が見られた。お客さま、特に若い世代の方が、より気軽に来店できる形態を模索していた」と話す。「馬肉と鶏肉はどちらもヘルシー志向で相性が良い」とも。「なるとフライ」「ちくわキュウリ」(以上429円)などのおつまみメニューにも力を入れる。
「若い人たちに選ばれる『使える居酒屋』を目指している。そのため、お酒やメイン料理はもちろん、何気ないおつまみがおいしいことも重要な要素と考えた」と沢井さん。今後の展開については、「直営・FC合わせて全国で約20店を展開しているが、船橋には特に大きなポテンシャルを感じている。今後さらに船橋で数店舗仕掛けていきたい」と話す。
営業時間は17時~23時29分(土曜=16時~、日曜・祝日=16時~22時)。月曜定休。