船橋市立船橋高校が12月17日、同校初となる「市立船橋スポーツフェスティバル」を運動公園(船橋市夏見台6)内の船橋市民球場と陸上競技場サッカーコートを利用して開催し、市内の小学生200人以上が参加した。
「市立船橋スポーツフェス」に200人超 市船サッカー部と野球部が小学生を指導
「市船の各部活動が船橋市民の皆さんに日頃から応援されていることに対しての恩返しをしていこう」という趣旨で開くいた同フェス。当初、サッカー部と野球部の監督が相談し合って企画していたが、ダンス部、吹奏楽部の顧問もこれに賛同。結果として4つの部活動がそろった形で実現した。
同日は野球チーム所属の170人、市内サッカーチームに所属する40人、保護者と一般観覧者含めて計約280人が参加した。
「バスケットボール部やバレーボール部は体育館、陸上部は競技場のトラックを使って一緒にやりたかったが、いずれも冬が本番のスポーツなので参加がかなわなかった」と実行責任者の野球部監督・海上雄大さん。「いずれ剣道部、柔道部なども一緒に運動公園全体を使ってやっていければ」とも。
オープニングアトラクションとしてダンス部と吹奏楽部が応援を披露。参加した子どもたちは、普段テレビやスタンドでしか聞けなかった吹奏楽部の演奏とダンス部の迫力あるパフォーマンスを選手たちと同じグラウンドで体験することができた。今夏、甲子園を沸かせた「市船soul」がコールされると一緒に踊る子どもたちの姿も。
開会式では、津田亘彦校長と松戸徹船橋市長のあいさつ、来賓らの紹介を経て全体での記念撮影を実施。その後、野球部は市民球場、サッカー部は陸上競技場に移動した。
野球部はシートノックや投手陣によるピッチングを披露し、その後、バッティングやピッチング練習なども一緒に行った。サッカー部は、ボールタッチを活用したゲーム形式のトレーニングやミニゲームなど、実践に則した練習を通じて子どもたちと汗を流した。
同校によると、今後も地域貢献の一環でこうした活動を継続していくという。