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船橋で医師・栄養士監修の「減塩メニュー」試食会-ダシや香りで工夫

健康と食に関する興味の高い市民が参加した(関連画像)

健康と食に関する興味の高い市民が参加した(関連画像)

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 船橋市内の開業医や社会福祉施設の職員らで構成されている「公益社団法人船橋地域福祉・介護・医療推進機構」が9月29日、地中海レストランSEASONS(船橋市本町4)を会場に医師・管理栄養士が監修した減塩メニューの試食会を行った。

今回提供された減塩メニュー(デザートは別写真)(関連画像)

 試食会は、「減塩食シンポジウム」の一環で行われ、減塩の工夫をテーマにした管理栄養士の講演と、医師による減塩食や減塩の必要性をテーマにした講演、その両者が監修した「減塩食」の試食がセットで行われた。

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 この日参加したのは、日頃から塩分やカロリーに気を遣っているという応募などで参加した40代~70代の男女33人。試食で提供されたメニューは、前菜、メーン、ご飯、デザートの4皿。それぞれが、塩コショウなどの調味料をほとんど使わず、ダシや香辛料を使用するなどの工夫で作られた料理。

 前菜は、塩分を控えめにするために塩の代わりにレモンを用い香りや酸味で風味付けした「ラタトゥイユ(野菜のトマト煮込み)」。メーンは、「鶏もも肉のハニーマスタード焼き」と「きのこのマリネ」。オリーブオイルを使いカロリーを抑えるとともに「焦げ」を活用して香ばしさで食欲をそそらせる工夫を凝らす。ご飯は、枝豆のダシを使った「枝豆ごはん」。かつおダシと枝豆のゆで汁を活用した。

 デザートは、ほのかに大豆の甘みを感じることができる「豆乳プリン」。ココナツミルクとラズベリーソースで味付けをした。コースで食事した場合の総カロリーは、694キロカロリーで塩分は2グラムちょうど。

 同機構によると、「理想的な塩分摂取は1日6グラム程度。1食あたり2グラムが最適。少なすぎてもいけない」という。「塩分(=ナトリウム)は、体を生成している成分の一つで体液を交換するために必要な電解質」とも。

 主催の船橋地域福祉・介護・医療推進機構・前代表理事高木恒雄さんは、「他県では8店舗で始めた同様の取り組みが街全体に波及しており、街ぐるみで健康食について考え実践している」と語った。今後、同機構でも市内の飲食店で同様の取り組みに興味のある店舗を集め講演会などを実施してゆく予定だという。

 この日参加した男性は、「自炊の際に塩分に気を使っているつもりだが、細かい分量が分かるのはありがたい」と語った。また、「作り方や塩の使用を相談に乗ってくれるのも助かる」と語った。 別の女性は、「病院食と同じような塩分なのにおいしい。一般の飲食店でも今回のような減塩や低カロリーのメニューを用意してほしい」と語った。

 次回は、「低カロリー食」の試食会を10月27日に実施。33人限定で予約をは受け付け中。問い合わせは、船橋地域福祉・介護・医療推進機構(TEL 047-495-9559)まで。

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