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船橋大神宮で「酉の市」-「商売繁盛」熊手の販売や神楽の奉納も

縁起物を装飾した大小さまざまな熊手を販売する露店が並んだ

縁起物を装飾した大小さまざまな熊手を販売する露店が並んだ

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 船橋大神宮(船橋市宮本5)境内で12月21日、今年最後の酉(とり)の市と二ノ酉神楽が行われ、熊手の購入や神楽の見学に多くの参拝客が訪れた。

市指定文化財に指定されている船橋大神宮楽部による神楽(関連画像)

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 本来の酉の市は11月だが、船橋大神宮では12月9日に一ノ酉が行われ、21日を二ノ酉とし、12月に2度行っている。

 熊手はもともと清掃道具だが、落ち葉などをかき集めるという事から「商人が運やお金をかき集められるように」という願いが込められている。

 この日も七福神やだるま、松竹梅などの縁起物を装飾した大小さまざまな熊手を販売する露店が参道に並び、多くの参拝客が彩り鮮やかな熊手に感嘆の声を上げた。熊手購入の際には「お買い上げです」と声が上がり、店のスタッフが総出で三三七拍子の手を打ち、客の開運招福を祈る「手締め」を行う姿があちこちで見られた。

 この日は19時から神楽殿で、市指定文化財に指定されている船橋大神宮楽部による神楽も行われた。近隣住民をはじめ毎年遠方から来る参拝者も多く、神楽の奉納を見に足を運んだ。

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