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船橋に地産地消居酒屋「浜一郎商店」-船橋の鮮魚をメーンに提供

船橋漁港の漁師と知り合い、地産地消の店のオープンを決めたグループ長・吉川勝人さん

船橋漁港の漁師と知り合い、地産地消の店のオープンを決めたグループ長・吉川勝人さん

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 船橋市民文化ホールそばに船橋の鮮魚をメーンに使う居酒屋「浜一郎商店」(船橋市本町3、TEL 047-426-1400)がオープンして4カ月を迎える。

船橋漁港をイメージした明るく開放的な店内(関連画像)

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 同店は隣にあるラーメン店「宗庵」の姉妹店。もともと宗庵の事務所として使っていた場所を改装しオープンした。経営はSpiceSeed(東京都足立区)。

 グループ長・吉川勝人さんは「ラーメン店だけでなく何か違った展開をできないかと模索していたとき、船橋漁港の漁師と知り合い、地産地消でお客さまに満足してもらいたかった」と開店のきっかけを話す。漁師から直接仕入れることで新鮮かつ安価なメニューを提供できることから同グループ初の鮮魚メーンの居酒屋として出店を決めたという。

店舗面積は25坪で、席数はテーブル席のみの25席。船橋漁港をイメージした明るく開放的な店内が特徴。

 船橋の漁師から、その日「おすすめ」の鮮魚を仕入れて提供する「本日の船橋地魚盛り」(1,480円)はボリュームがあり、「人気の一品」と同店。「船橋白ハマグリ(ホンビノス)~ワイン蒸し~」(490円)は船橋三番瀬で捕れたホンビノス貝を提供し、リピーターも多いという。専門業者の目利きによる秋田鶏を使った焼き鳥(2本、120円)なども用意する。

ドリンク類は、「酔鯨」(580円)、「黒帯」(700円)など地酒に力を入れ、厳選した20種類前後を500円から用意。ビール、サワー、焼酎、ワインなどスタンダードなものも取りそろえる。

 吉川さんはサラリーマンとして勤務していた時代、同僚が飲食業に転身したのに触発され自身も転職。包丁も握ったことがないまま畑違いの業界へ飛び込んだ。今では、来店客の反応がダイレクトに分かるこの仕事に魅力と喜びを感じ、毎日でも来てもらえるような店づくりとメニュー作りに力を入れている

 営業時間は16時~24時。日曜定休。

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