船橋駅北口のおまつり広場(船橋市本町7)で、10月10日から12日までの3日間、ドイツビールの祭典「船橋オクトーバーフェスト」が開催される。
実行委員長を務めるのは船橋市内のドイツ風居酒屋「ダンケシェーン」(住所入れてください)の店主大河原さん。ドイツビールや生ハム、ソーセージなどドイツの味覚を味わうことでドイツの文化に触れてもらうとともに、船橋に多くの人を呼び込みにぎわいの創出を図ることが目的。地元の商店会や西武百貨店、ビールメーカーなどの協力を得て開催する。
第1次大戦中、習志野市内にあったドイツ人捕虜の収容所でスペイン風邪が流行したことで25人のドイツ人が命を落としたことから、毎年11月には慰霊祭が行われている。2018年が没後100年に当たることから「100年の節目に本格的なオクトーバーフェストを」と、昨年実行委員会が立ち上がり、第1回を開催したという。
昨年はビールメーカーや地元商店からの飲食店など10店が出店。ドイツビールや生ハム、ソーセージ、チーズなどのドイツメニューでイベントを盛り上げ、会場を訪れた4000人以上にドイツの味覚を振る舞った。今年の出店も10店舗を予定する。
昨年好評だったアルプス楽団の演奏も3日間通して行われるほか、初日の10日にはドイツ大使館から一等書記官が来場する予定だという。「船橋の人がドイツの文化に触れるきっかけになれば」と大河原さん。
開催時間は11時~20時。料金は前売り1冊=2800円、当日3000円(6枚つづり)。前売り券は参加店舗の店頭、当日券は会場の入り口で販売する。